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11月のおすすめ新製品

2023.10.30 | Category 未分類

パテック フィリップが新コレクション「Cubitus(キュビタス)」3モデルを発表~

パテック フィリップが、新コレクション「Cubitus(キュビタス)」を発表した。
同社が新しいコレクションを世に問うのは1999年の「Twenty~4」以来、実に四半世紀ぶり。その「Cubitus」というコレクションネームからわかるように、シェイプは意表をつくスクエアだった。
そのデザインを巡っては賛否の声がいろいろ交錯するだろうが、思い起こせば「ノーチラス」のデヴュー時も、そして「アクアノート」の誕生時も、それ以前のパテック フィリップを愛してきた世代からは否定的な声があった。しかしその2つのコレクションが今どのような存在となっているかをみれば、推して知るべしというか、そこにあるパテック フィリップの先見性には、ただただ恐懼するばかりである。

思うに、長い歴史を持つパテック フィリップスーパーコピーをわたしたちは伝統を重んじるブランドとして、そこに古典的な郷愁をイメージしがちだ。だが実際のところ、パテック フィリップは常にコンテンポラリー、つまり同時代に向けて時計を製作し続けているのだと思う。わたしのようなおじさん世代には"行き過ぎ"と感じられるのは、それが次世代のスタンダードを突いているからだとも言える。生まれた時から、スマートウォッチを使いこなしてきた世代にとって、時計のイメージといえば、ラウンドよりもスクエア、という認識が当たり前の時代に至る頃に、「Cubitus」がエグゼクティヴなアイテムとしてどのようなステイタスを持ち、どのようなスタイリッシュな存在となっているか…おじさんには想像もつかないけれど、もしかしたらこれは、世界最高の機械式時計ブランドから贈られたスマートウォッチへの回答なのかもしれない…。
…なぁんて妄想はさておき、おじさん世代はやは、時計と言えば習慣的に真っ先に歯車とかゼンマイ関係が気になってしまうため、まずは新コレクション中の最も複雑機能を持つモデル、5822P-001をみてみる。

瞬時送り式大型日付、曜日、ムーンフェイズ表示5822P-001モデル
まったく新しいコレクションに登場した新しいコンプリケーション

新しいCubitusコレクションの目玉として、パテック フィリップは瞬時送り式大型日付表示、曜日表示、ムーンフェイズ表示の組み合わせを特徴とする新しいモデルを発表した。
1977年に発表された機械式時計における偉大なクラシックである名作キャリバー240[※1] の進化形として、6 件もの技術特許が出願されている新ムーブメントを搭載する5822P-001。

同社初となる大型日付を備えたムーブだが、普通に考えればデイト モジュールを載せるとなると、ムーブは厚くならざるを得ない。しかしパテック フィリップは「時を超越したエレガントなケースの創作に欠くことのできないムーブメントのスリムさ」を目指し、それを見事に達成している。この新しいムーブメントの厚さはキャリバー240 PS IRM C LUの3.99 mm厚に対して4.76 mm厚、104個もの部品が追加されたにもかかわらずわずか0.77 mmしか増えていない。

同時代性における最優先案件であるスリム化という目的のために、パテック フィリップ技術陣は、基本キャリバーを改変し、2つの表示窓による大型日付表示のための瞬時送り式カレンダー機構という複雑な機構が追加されたにもかかわらず、例外的な薄さを維持したのだ。

[※1]キャリバー240は、そのスリムさ、信頼性、パフォーマンスによりアイコニックなムーブメントとなっている。追加機能を備えたいくつかのバージョンが創作され、現行コレクションの多くのモデルに搭載され、その価値と汎用性を証明してきた。例えばキャリバー240 PS IRM C LU (部品総数249個)は、10時30分位置にパワーリザーブ表示、7時位置に日付指針表示とムーンフェイズ表示、4時位置にスモールセコンドを備え、2006年以来ノーチラス5712モデルに搭載されている。新しいCubitus 5822P-001モデルにおいては、12時位置の大型日付表示と4時30分位置のスモールセコンドに加え、7時位置のサブダイヤルに指針による曜日とムーンフェイズが同軸表示される。こうして伝統と革新が完璧に融合した新しい自動巻ムーブメント、キャリバー240 PS CI J LU (部品総数353個)が誕生した。

さて、ここから先、5822P-001モデルのさらなる特筆点については、プレスリリースの引用で進めていくことをお許しいただきたい。

18 ミリ秒で同時にジャンプするカレンダー表示
スリムさという要件に加え、完璧な読みやすさは大型日付表示のための不可欠な条件である。異なる表示間の時間差を防止するため、パテック フィリップは、大型日付表示のみでなく、曜日とムーンフェイズ表示も含んだ瞬時送り機構を開発することにした。

これらすべての表示の変更は、24時間車によって駆動される大型レバーによって制御される。この24時間車は大型レバーを連続的に引き上げるカムを備えている。真夜中になると、強力なバネのおかげで、大型レバーの爪がカムの頂点から落下する。大型レバーは、これらの表示の変更を行うために、さまざまな部品を介して日付星車、曜日星車、ムーンフェイズ星車をそれぞれ1歯分回転させる。これらの表示はすべて、1日を通して蓄積されたエネルギーのおかげで、毎晩真夜中に瞬時に、同時に18ミリ秒でジャンプする。


大型日付表示のコプレナー・ディスク
大型日付表示の最も平らで最もエレガントな表示システムを実現するために、パテック フィリップ技術陣は、ディスクの非審美的な重なり合いを防ぐコプレナー・ディスク(完全に同一平面上に配置されたディスク)を備えたキャリバーを設計した。毎晩真夜中に、大型レバーのもたらすエネルギーは、10の位のディスク(0、1、2、3の数字が2組)と1の位のディスク(0から9までの数字)を駆動する2つの輪列の間で分配される。キャリバー31-260 PS QL (2021年のインライン表示永久カレンダー5236モデルにて導入)に関する技術特許から踏襲されたこの機構は、一部の歯が取り除かれた歯車により1を静止させたまま、31から01へのジャンプを制御することができる。また2021年に特許を取得した1の位の《ダブル・ジャンプ防止》システムは、衝撃または日付修正の際に日付のダブル・ジャンプを回避する。


複雑なエネルギー管理
2枚のコプレナー・ディスクによる大型日付表示は大きなエネルギーを必要とするため、日付表示のこれらの2枚の大型ディスクだけでなく、ムーンフェイズと曜日表示を駆動し、瞬時にジャンプさせるために十分なエネルギーを蓄積する必要があった。また時の経過と共に起る大型日付表示のジャンプの3つの異なるタイプに応じて、機構が適切にこのエネルギーを分配するようにしなければならなかった。
第1のタイプは、1の位のみが送られる場合(例えば11から12に変わる場合)である。この場合、1の位のディスクのみが回転する。第2のタイプは、同じ月において10の位も送られる場合(例えば09から10に変わる場合)である。この場合、2枚のディスク(10の位と1の位)が回転する。第3のタイプは、月に1回、31から01に変わる場合である。この場合、10の位のディスクのみが回転し、1の位のディスクは動かない。


特許出願中の6 件の技術革新
これらすべての課題に応えるるため、パテック フィリップの技術陣は新しい技術的解決法を開発し、その結果、特定分野の合計6件の技術特許出願が行われた。これらの技術革新により、とりわけ大型日付表示数字の完璧なアラインメントを常時保証し、31から01への日付変更中または衝撃の際に10の位のダブル・ジャンプを回避し、さらにムーブメントが損傷したり、調整が狂ったりする危険なしにすべての表示(時刻と曜日を含む)を1日のどの時刻でも修正することができる。これらすべての進歩はパテック フィリップの完全にユーザー指向の設計思想に準拠したものであり、さまざまな機能の信頼性、読みやすさ、操作の容易さを最大化することを可能にした。

ムーブメントは、ケース側面に設けられた3つの調整ボタンにより日付、曜日、ムーンフェイズを調整できる。本モデルはシンプル・カレンダーであるため、ユーザーは3月、5月、7月、10月、12月のそれぞれ1日に日付を調整する必要がある。ムーンフェイズ表示は、真の月の満ち欠けサイクルから1日ずれるのに122年かかるほどの高精度を誇る。新しいキャリバー240 PS CI J LUの計時精度は2024年春、マニュファクチュールが公式発表したすべての強化された規準に準拠しており、パテック フィリップ・シールの規定が定める通り、日差は-1〜 2秒である。


個性と読みやすさを兼ね備えた文字盤
新しいCubitus瞬時送り式大型日付、曜日、ムーンフェイズ表示5822P-001モデルは、ソレイユ装飾と水平エンボス・パターンの施されたブルー文字盤を備えている。大型日付表示は、ベベルカットされたエンボス・フレームを備え、12時位置に並んだ2つの表示窓上に行われる。ブルーをバックに、7時位置に曜日とムーンフェイズが同軸表示され、非対称な4時30分位置にスモールセコンドが表示される。ホワイトゴールド・バトン型植字アワーマーカーとホワイトゴールドの丸みを帯びたバトン型時・分針には昼間はホワイト、夜間はグリーンに輝く夜光コーティングが施され、読みやすさが強化されている。


高貴なプラチナ仕様
新しいCubitusのプラチナ仕様ケースは、両側に2つの結合部を備えた2体構造となっており、45 mmの直径とエレガントな薄いプロフィール(9.6 mm)が特徴である。角が丸みを帯びた正方形の個性的なデザインは、《縦サテン仕上げ》によるベゼルの平らな表面とケースの上面、およびポリッシュ仕上げによるベベルカットされたベゼルの側面とケース本体の側面が生み出すコントラストによって強調されている。

パテック フィリップのすべてのプラチナ・モデルと同じく、新しい5822P-001モデルはベゼルの6時位置にダイヤモンド(今回初めてバゲットカット・ダイヤモンドを採用)がセッティングされている。

透明なサファイヤクリスタル・バックを通して、新コレクションのシグナチャーといえる、文字盤と同じ特徴的な水平のパターンが施された22金偏心マイクロローター搭載の新しいキャリバー240 PS CI J LUを鑑賞することができる。

タイムピースのモダンで技術的かつ《カジュアル・シック》なスタイルは、ネイビーブルー、エンボス加工ファブリック柄の優れた耐性を誇るコンポジット・バンド、およびこれとコントラストをなすクリーム色のステッチによって引き立てられている。プラチナ仕様の折り畳み式バックルには、Cubitusコレクションの名が刻まれている。

パテック フィリップは、この時計にマッチする新しいCubitusカフリンクスもコレクションにラインナップしている。ホワイトゴールドのフレームはケースのフォルムに呼応し、ブルー・ソレイユ・センターには水平エンボス・パターンが施されている(205.9821G-001)。


キャリバー240 PS CI J LUに関する6 件の新しい技術特許
キャリバー240 PS CI J LUの開発により、特定分野の合計6件の技術特許出願が行われた。

• タンジェント・ロック(欧州特許出願 EP4328674)
毎月末、日付が31から01に変わる際、1の位は不動のままでなければならない。そのため、この際エネルギーは2つの輪列(10の位と1の位)の間で分配されるのではなく、10の位のみに伝達される。10の位の輪列に統合されたこのタンジェント・ロック機構は、3から0への移行中に人為的な過剰消費を引き起こす。こうして10の位のディスクに向けられた余分なエネルギーを吸収することで、後者のダブル・ジャンプを回避することが可能となる。

• ダブルレバー修正システム(特許出願 CH719977)
この安全機構は、10の位の輪列が瞬時送り機構からのエネルギーを得ることができない09から10、19から20、29から30、31から01への移行中、10時位置のコレクターによって日付を手動で修正することを目的とする。第2のレバー(10の位のディスクの動きを完了させる柔軟なフィンガー)の存在により、いつでも、コレクターに加えられる力の量にかかわらず、確実に10の位のディスクをジャンプさせることができる。

• フレキシブルな曜日コレクター(欧州特許出願 EP4246247)
このシステムは、1日の任意の時刻、とりわけ午後9時30分と午前12時の間、曜日星車を回転させる大型レバーの爪によりコレクターの復帰がブロックされている時でも、曜日の修正を可能とした。この解決法は、回転爪を配置するには薄すぎるスペースに、格納式のコレクターを配置することを可能にする。

• ダブル・ファンクション・スプリングを備えたカム・セッティング・ホイール(欧州特許出願 EP4312083)
24時間車でカムを駆動するように設計され、ダブル・ファンクション・スプリングを備えたこのカム・セッティング・ホイール・システムは、完璧な精度で真夜中に日付をジャンプさせると共に、より大きな摩擦(トルク)に抗することができる。また24時間カムが大型レバーの爪に当る際、クラッチ・リリースシステムに設けられた柔軟なフィンガーが格納されるため、ユーザーはムーブメントを損傷するリスクなしに、真夜中を超えて前方または後方にいつでも時刻合わせを行うことができる。

• ディスク表示の配置機構および柔軟なロッキング・プレート(特許出願 CH720028およびEP4336273)
大型日付表示においては、10の位と1の位の数字がわずかに視覚的にずれても表示は見苦しくなる。エキセントリックと柔軟なプレートで構成されるこの新しい機構は、最終的な文字盤が取り付けられた後、2枚のディスクの位置を個別に調整することを可能にする。したがって2つの数字は完璧に表示窓の中央に配置され、最適な読みやすさを実現する。このシステムにより、張力を維持し、これらの位置を恒久的に固定することが可能になり、着用中の衝撃に耐え、完璧な表示位置を維持することができる。


キャリバー31-260 PS QLから踏襲された技術特許
新しいキャリバー240 PS CI J LUは、2021年に発表されたインライン表示永久カレンダー5236P-001モデルに搭載されたキャリバー31-260 PS QLのために開発された2件の技術特許を踏襲している。

• 時計ムーブメントの衝撃防止および/またはダブル・ジャンプ防止機構(欧州特許出願 EP3786724)
この機構は、衝撃や日付変更の際に日付が2度送られるのを防止することにより、日付表示の信頼性を強化し、2枚のディスク間の完璧な同期を実現する。

• 日付表示:31から01への移行(欧州特許EP3786723B1)
この機構は、31日から翌月の1日への移行時に、31歯から2歯が切除された日付プログラム車などにより、1の位の数字が変化しない。

【技術仕様】
Cubitus 瞬時送り式大型日付、曜日、ムーンフェイズ表示5822P-001 モデル

[ムーブメント]
キャリバー240 PS CI J LU
・超薄型自動巻ムーブメント
・瞬時送り式大型日付、曜日、ムーンフェイズ表示(6 件の技術特許)
・スモールセコンド
・直 径: 31 mm
・厚 さ: 4.76 mm
・部品総数: 353 個(基本キャリバー:249 個、大型日付表示の統合:104 個)
・石 数: 52 石
・連続駆動可能時間: 最小38 時間、最大48 時間
・自動巻ローター: 水平のパターンが彫金された22金ゴールド偏心マイクロローター、単方向巻き上げ式
・振動数: 21,600 振動(片道)/ 時(3 Hz)
・テンプ: Gyromax®
・髭ぜんまい: Spiromax®( Silinvar®製)
・髭持ち: 可動式
セッティング機能: リュウズの2 位置:
・ネジを緩めた位置: 巻き上げ
・引き出した位置: 時刻合わせ
表 示: 指 針:
・時針・分針(センター)
・スモールセコンド(4 時30 分位置)
・曜日表示(7 時位置)
表示窓:
・2 つの表示窓(1 の位と10 の位)による大型日付表示(12 時位置)
・ムーンフェイズ(7 時位置)
調整ボタン: 日付の調整(10 時位置)
曜日の調整(8 時位置)
ムーンフェイズの調整(4 時位置)
刻 印: パテック フィリップ・シール

[外 装]
ケース: プラチナ950 仕様
・サファイヤクリスタル・バック
・ねじ込み式リュウズ
スーパーコピーベゼルの6 時位置にバゲットカット・ダイヤモンドをセッティング(0.02 カラット)
・3 気圧防水
寸 法: 直径(10 時〜4 時):45 mm
・幅(9 時〜3 時、リュウズを含む): 44.9 mm
・長さ(ラグ〜ラグ): 44.4 mm
・総厚:9.6 mm
・ラグ間隔:13.1 mm
文字盤:
・ ブルー・ソレイユ、水平エンボス・パターン
・微細な同心円模様のスモールセコンド・サブダイヤル
・ 微細な同心円模様の曜日・ムーンフェイズ・サブダイヤル
・ホワイト夜光付18 金ホワイトゴールドの丸みを帯びたバトン型時・分針
・ 昼間はホワイト、夜間はグリーンに輝く夜光付18 金ホワイトゴールドのバトン型植字アワーマーカー
・ベベルカットされたエンボス・フレームを備えた2 つの並んだ大型日付表示窓
・ホワイト塗装ホワイトゴールドのスモールセコンド秒針
・ホワイト塗装ホワイトゴールドの曜日表示針
バンド: ネイビーブルーのエンボス加工ファブリック柄の優れた耐性を誇るコンポジット・バンド、クリーム色のステッチ、プラチナ製Cubitus 折り畳み式バックル


あとの2モデルも順次掲載となりますので、
今しばらくお待ちください。

14:56

10月のおすすめ新製品

2023.09.26 | Category 未分類

タグ・ホイヤー カレラとレーシングスピリットを体現するポップアップイベント

スイスの高級時計ブランド、タグ・ホイヤーは、2024年10月23日(水) ~ 10月28日(月)まで、阪急うめだ本店 9階 祝祭広場にて、タグ・ホイヤー カレラとレーシングスピリットをセレブレイトする「A LEGENDARY WATCH FOR A LEGENDARY RACE」ポップアップイベントを開催いたします。

本イベント「A LEGENDARY WATCH FOR A LEGENDARY RACE」では、タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ エクストリームスポーツを中心に、レーシングスピリットをセレブレイトし、ご家族でお楽しみいただける多様なアクティビティや、ドライビング・シミュレーターでレースのスリルをご体験いただけます。

会場は1950年代に開催された伝説のロードレースから着想を得て、交差する都市を4つのエリアに設けており、「LEARN(歴史を知る)」「DISCOVER(発見する)」「PLAY(創る)」「COMPETE(競う)」のすべてのチェックポイントを巡ることで1枚の絵を完成させるスタンプラリーをお楽しみいただけます。なお、イベント期間中、完成したスタンプラリーカードを阪急うめだ本店 6階 タグ・ホイヤーコピー販売おすすめ優良サイト 大阪 梅田阪急にお持ちいただいた方に、特別なギフトを進呈いたします。

スピードを追求し、革新的な伝統を象徴する卓越した時計技術とモータースポーツの真髄が融合した特別な空間で、タグ・ホイヤーの最新コレクションをご堪能ください。

LEARN | タグ・ホイヤーの歴史を知る
最初のピットストップではタグ・ホイヤーの貴重なアーカイブピースをご覧いただけます。
タグ・ホイヤーの革新的技術であるクロノグラフやタグ・ホイヤー カレラにまつわる歴史と知識を深め、次のピットストップへの旅路へと導きます。

DISCOVER | タグ・ホイヤーの最新コレクションを発見する
モータースポーツとの絆を再解釈した「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ エクストリームスポーツ」「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ エクストリームスポーツ」のほか、限定モデル「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ X ポルシェ パナメリカーナ」など、最新のコレクションを展示いたします。
会場にはラウンジを設えており、タグ・ホイヤーのタイムピースをゆったりと手に取ってお楽しみいただけます。

PLAY | カレラのアートで、自分だけの世界を創る
このイベントだけに特別にデザインされたアートワークで、あなただけのフォトボードやキービジュアルを創り上げる、特別なデジタル体験をお楽しみください。

COMPETE | レースのスリルを体験
最後のピットストップでは、ドライビングスピリットを掻きたてるレーシング・シミュレーターをご用意し、期間中にベストタイムを記録した上位3名の方の方には特別な賞品をプレゼントいたします。またレース後には表彰台に上って記念のポラロイド写真を撮影し、レースの喜びと高揚感を味わっていただけます。

【イベント概要】
<A LEGENDARYWATCHFOR ALEGENDARYRACE>
日程:2024年10月23日(水)~10月28日(月)
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 9階 祝祭広場
TEL:06-6361-1381
営業時間:10:00-20:00※最終日は17:00まで
https://website.hankyu-dept.co.jp/honten/h/tagheuer/

【お問い合わせ】
LVMHウォッチ・ジュエリージャパンタグ・ホイヤー
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www.tagheuer.com
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[タグ・ホイヤー]
1860年にエドワード・ホイヤーがスイスのジュラで設立したタグ・ホイヤーは、世界をリードするラグジュアリーグループLVMH MoëtHennesseyLouis VuittonSE(「LVMH」)傘下の高級時計ブランドです。タグ・ホイヤーはスイスのラ・ショー・ド・フォンに本社を置き、4か所の生産拠点を擁し139か国で活動しています。タグ・ホイヤーの製品は、公式オンラインブティック www.tagheuer.com 、および世界260のブティックと2300の販売店でお求めになれます。当社は、タグ・ホイヤーCEOを務めるジュリアン・トルナーレが率いています。

タグ・ホイヤーコピーは164年間にわたり、生粋のアヴァンギャルドな時計作りの精神と、革命的な技術を駆使した革新を追い続ける姿勢を証明してきました。1887年に発表された機械式ストップウォッチ用の振動ピニオン、1916年発表のマイクログラフ、1969年に発表された世界初の自動巻クロノグラフムーブメントであるキャリバー11、2015年の世界初高級スマートウォッチなどがその一部です。今日のブランドのコアコレクションは、ジャック・ホイヤーのデザインによる3つのアイコニックなコレクション、タグ・ホイヤーカレラ、モナコ、オータヴィアで構成されています。そしてこれらに、現代的なタグ・ホイヤーリンク、アクアレーサー、TAG Heuer Connected CalibreE4、フォーミュラ1 の各ラインが華を添えています。
タグ・ホイヤーのモットー「プレッシャーに負けるな」を体現するのは、アクションやハイパフォーマンスに対するブランドの情熱を表現している著名なパートナーシップやブランドアンバサダーたちです。

15:50

9月のおすすめ新製品

2023.08.25 | Category 未分類

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9月のおすすめ新製品

『スイートポテトパン(紅はるか)』
『紅はるか』入りの餡を使用した、ねっとりとした
蜜芋感のあるスイートポテトペーストを包み、
上にスイートポテト風のトッピングをかけこんがり
焼き上げました。

税込価格205円
(本体価格190円)

『じゅわっとしたチーズのフランスパン』
ふわっとした生地に4種のチーズを配合したとろける
ようなチーズソースを包み込み、上にオリーブオイル
トッピングをのせ、サクッとじゅわっとした食感に
仕上げました。

税込価格194円
(本体価格180円)

その他にも秋を感じる新製品が登場!
是非店頭でもチェックしてみて下さい!


※予告なく変更・販売終了する場合がございます。
※店舗、日によって製造していないパンがございます。
詳しくは店舗スタッフまでお問い合わせ下さい。

16:40

MB&F x エディ・ジャケによるレガシー・マシン スプリットエスケープメントは

2023.08.06 | Category 未分類

MB&F x エディ・ジャケのさらなる冒険
レガシー・マシン スプリットエスケープメントに加わる新シリーズは名工 エディ・ジャケがエングレービングを施したユニークピース8点

2011年に初めてMB&Fのエングレービングを手がけたとき、エディ・ジャケに委ねられたその作業とは、最初のレガシー・マシンに搭載されたキャリバーのブリッジにカリ・ヴティライネンとジャン=フランソワ・モジョンの名前を彫り込むことでした。そこには流れるような字体や言葉が完璧に刻まれていましたが、ヌーシャテルを拠点に活動するこの彫刻家がその才能を発揮したとはいえませんでした。MB&Fの創設者マキシミリアン・ブッサーは次のように述べています。「MB&Fはエディと何年にもわたって協力してきたが、ムーブメント上にエディ・ジャケが名前を刻んでくれるなんて、ストラディバリウスで『エリーゼのために』を演奏してもらうようなもの。些細なものにこれほどの素晴らしい才能を使うなんて、これ以上の贅沢は考えられない。」

しかし、ジャケがMB&Fにさらなるコラボレーションの意向を伝えたことからすべてが一変しました。テーブルを囲んで会話をするうちにブレーンストーミングに発展し、そこから19世紀のフランスの作家ジュール・ヴェルヌが浮かび上がります。その小説や短編小説8作品からユニークピースのシリーズをクリエートすることになったのです。レガシー・マシン スプリットエスケープメントが選ばれたのは、ウブロ スーパーコピージュール・ヴェルヌの文学作品を表現するエングレービングに利用できる面が広いためでした。

エディ・ジャケはシリーズの予備調査として、ジュール・ヴェルヌの作品を読み尽くします。彼が読んだ小説と短編小説作品は60冊にも及びます。選ばれたのは、彼の最も好きな作品『海底二万里』のほか、『ハテラス船長の冒険』などあまり知られていない作品も含まれます。レガシー・マシン スプリットエスケープメント「エディ・ジャケ」8点は瞬く間に完成し、『八十日間世界一周』エディションは2021年、GPHG(ジュネーブ時計グランプリ)でアーティスティック・クラフト賞を受賞します。シリーズ最後の作品は2022年にその所有者に届けられましたが、当然そこで疑問が湧き起こります。「さて、次は?」

文字通り文学にインスパイアされた新作8点
MB&Fは、文学からのインスピレーションを第2シリーズに踏襲することを決定します。青少年向けの有名な小説15作品のリストをエディに提案し、その中から8作品を選ぶことになりました。エディは数週間から数ヶ月にわたって物語のページを繰った後に選択を行います。彼が選んだのは次の作品です。

ダニエル・デフォー著『ロビンソン・クルーソー』


アレクサンドル・デュマ著『三銃士』


ジェイムズ・フェニモア・クーパー著『モヒカン族の最後』


ラドヤード・キップリング著『ジャングル・ブック』


ジャック・ロンドン著『野生の呼び声』


ハーマン・メルヴィル著『白鯨』


ロバート・ルイス・スティーヴンソン著『宝島』


(作者不詳)『ロビンフッド』


最初のジュール・ヴェルヌ シリーズと同様に、ジャケが描くイラストは、既存の芸術作品から取り入れたものではありません。すべて、アーティストであるジャケ自身が原作を読み、映画やコミックなどの二次創造物を見てクリエートしました。
エングレービングはいずれも、ジャケが想像力を羽ばたかせてストーリーのシーンと重要な瞬間を複雑な図柄として構成したものです。これらがレガシー・マシン スプリットエスケープメント(LM SE)のムーブメントの上で表現されるように特別に構想されました。MB&Fは、当初検討された小説15作品のリスト以外では、制作プロセスを通じてジャケが常に完全に自由に創作できるよう配慮しました。

ジャケは創造性とエングレービング技術を最大限に発揮するとともに、LM SEエンジンの仕様と制約を考慮しなければなりませんでした。エングレービングのスペースとして、ムーブメントの地板となっている文字盤が指定されました。上面は平らですが実際にはエンジンのさまざまな部品に対応して裏側の厚みが異なっています。文字盤全体に均一な厚みがあるかのようにエングレービングを施すことは不可能でした。特定の部分に深いレリーフ彫りが必要な場合は芸術作品のキャンバスにうっかり穴を開けないように、薄い部分はどこか、慎重に確認しなければなりませんでした。

制作部門の側においても、オリジナルのレガシー・マシン スプリットエスケープメントに多少の調整が加えられ、ジャケがエングレービングペースを最大限に活用して存分に彼らしい「ノウハウ」を表現できるようにしました。新しいオープンワークの日付ダイヤルとパワーリザーブのサブダイヤル、よりワイドな文字盤が生まれました。ワイドな文字盤を配するスペースを確保するために、ベゼルのデザインはよりスリムになり、ケースのサイズも見直されました。ベゼルとケースのサイズが変更されたため、直径が大きくなったドームはカーブを控えめにした新しい文字盤用サファイアクリスタルを制作しなければなりませんでした。

シリーズ第2弾となるこれらのタイムピースは、ステンレススティール製ケースとホワイトゴールド製地板上の黒いサブダイヤルがジャケの精巧なエングレービングを囲む、珠玉の古典文学に命を吹き込む作品となっています。各タイムピースにはジャケのサイン入りオリジナルスケッチとルーペ システム拡大レンズ(6倍)が付属しています。これらの作品の未来の所有者は、別次元の新たな発見の旅へと誘われることでしょう。


エングレービングについて
ユニークピースのそれぞれに、エディ・ジャケは自身の少年時代の思い出を呼び起こす小説を選びました。これらの原作を読み返した後、文字盤のテンプレートに、1つの章全体のストーリー、あるいはある段落の主要なシーンを彼自身のオリジナルスケッチで描き出しました。『ジャングル・ブック』では、ジャケは、ラマの足元にうずくまるモーグリを中心に、ラクシャ、バギーラ、バルーと、虎視眈々と少年を見つめるシア・カーンといったメインキャラクター全員が集うシーンを創作しました。一方で『宝島』では、ジムが船から飛び降りて海賊から逃げるシーンをとりあげていますが、これは小説ではたった2つの文で描かれた場面です。

最終的な作品のサイズは直径約40mm。ですが、ストーリーのディテールが損なわれることは決してありません。それぞれの絵は、アーティストが大きなキャンバスにその場面を描くのとまったく同じ方法で描かれています。唯一の違いは、絵筆の代わりに彫刻家のノミが用いられていることです。

ジャケは、この新シリーズにジュール・ヴェルヌ バージョンとは少し異なるアプローチを採用します。各小説の主人公を各イラストの中心に据えているのです。登場人物は、文字盤6時位置の前景に座ったり、ひざまずく姿で描かれることが多く、その場面の他の要素はその上部分に展開されます。非常に小さいものも描かれていますが、ジャケはそれらに命を吹き込むためにできるだけ多くのディテールを盛り込む必要がありました。『三銃士』の場面は、10人の若者がバルコニーで2人の小さな人物と剣で戦う様子が非常に精巧に描かれています。別の例は『モヒカン族の最後』です。小さな人物が3人、キャンプファイヤーを囲んで座っています。

肉眼では見ることができないこれらのディテールは、ルーペを使うことで姿を現し、まったく別次元で鑑賞することができます。『ロビンソン・クルーソー』には木製の十字架に何日経過したかを刻んだタリーマーク(日本でいう「正」の字)が描かれていますが、このタイムピースの所有者は拡大鏡なしにこれを見つけることはできないでしょう。各タイムピースにはアーティストによるオリジナルスケッチが付属しています。アイデアを2次元の大きな紙から3次元の立体へ、時計の文字盤へと写し取る複雑さを実感することができることでしょう。

この違いは、金属に最大限のコントラストをもたらすために、ジャケが加工に工夫を凝らしていることにも表れています。道具の方向によってさえも色に違いが生まれ、イラストの一つひとつに戯れる光が異なる質感をもたらすのです。ジャケはまた、金属の表面にマット/ポリッシュ加工を使い分けて動きを際立たせます。タイムピースを動かしてみると、緻密な加工が施された表面は光の当たり具合によってその場面の表情が変化し、ジャケの卓越したエングレービング技術をさらに堪能することができます。

ただし、課題はこれだけではありませんでした。文字盤の厚みはある部分では1.15 mmあり、深い浮き彫りが十分に可能なスペースがありました。とりわけ脆弱な3つの部分では、文字盤の厚みはわずか0.35 mmであり、複雑なディテールを持つエングレービングの美しさ全体が損なわれないようにしながら、その箇所では非常に軽いタッチが必要でした。

また、冒険の場面を描いた構図が、サブダイヤル、ブリッジ、ヘアスプリングなど時計のさまざまな要素で部分的に隠れることによって、モチーフがわかりづらくならないか、それぞれの場面について細かく確認しなければなりませんでした。これらの制限が、その場面を効果的に見せるために使用されているものもあります。『ロビンソン・クルーソー』のサブダイヤルの1つは、主人公と仲間のフライデーが海上の船を観察する場面で、望遠鏡を通して見る景色を表すのに用いられています。

このLM スプリットエスケープメント「エディ・ジャケ」シリーズ第2弾には、注目すべき点を数多く備えます。このタイムピースは、混雑した室内で距離をおいて見ても、その外観のラインやユニークなデザインが鑑賞者の目を捉えます。けれどもこれらの場面が姿を現すのは、腕に装着した時なのです。そしてタイムピースの所有者が拡大鏡を通してディテールに飛び込んで初めて、冒険の場面がその魔法の力を発揮し始めるのです。こうした点で、これは小説そのものを読んでいるような気持ちにさせてくれる時計です。本の表紙を目にして、次に裏表紙の宣伝文句を読んだが最後、物語の世界に完全に没頭してしまう、そんな体験です。

エディ・ジャケについて
時計製造の世界にもれっきとしたロックスターが存在します。時計の世界ではたちまち賞賛と敬意を呼び起こすビッグネームが存在するのです。ジャン=フランソワ・モジョン、カリ・ヴティライネン、ジャン=マルク・ヴィダレッシュ、ステファン・サルパネヴァ、エリック・クドレ、ステファン・マクドネルといった、ムーブメントを制作する時計師の仕事ぶりは、国際的な時計製造愛好家に長きにわたって親しまれています。

デザイナーのエリック・ジルーやアラン・シルベスタインには、彼らを信奉し献身する熱心なファンがいます。しかし、同世代のアーティストの中でも最も才能ある1人であり、文字盤のエングレービングを通して稀代のストーリーテラーであるエディ・ジャケの名前を知るのはごく少数の愛好家だけです。

エディ・ジャケは1965年、ヌーシャテル郊外の小さな村で生まれました。ラ・ショー・ド・フォンの応用美術学校で技術を学んだジャケは卒業後も天職として、1987年から今日に至るまで絶えることなくエングレービングのキャリアを積みました。完全に独立した1994年以降は、時計の文字盤上に優美な芸術作品を生み出してきました。

彼の作品の多くは既存の物語や伝承に基づいていますが、そこには神話創造のエスプリが豊かに脈打っています。ジュール・ヴェルヌの小説をジャケがそのイマジネーションで新たに解釈し、手作業でハンドグレービングを施したユニークピース8点からなる最初の「レガシー・マシン スプリットエスケープメント エディ・ジャケ限定エディション」は、このエスプリを余すところなく伝えています。エディ・ジャケは、最初のレガシー・マシンに搭載されたムーブメントのブリッジに、彼の技術を活用してカリ・ヴティライネンとジャン=フランソワ・モジョンの名前を彫り込んだ2011年以来、MB&Fの友であり続けています。


【技術仕様】
レガシー・マシン スプリットエスケープメント「エディ・ジャケ」

[特徴]
青少年文学の古典8作品に着想を得てエディ・ジャケが文字盤にグレービングを施した8点のユニークピース:
ダニエル・デフォー著『ロビンソン・クルーソー』
アレクサンドル・デュマ著『三銃士』
ジェイムズ・フェニモア・クーパー著『モヒカン族の最後』
ラドヤード・キップリング著『ジャングル・ブック』
ジャック・ロンドン著『野生の呼び声』
ハーマン・メルヴィル著『白鯨』
ロバート・ルイス・スティーヴンソン著『宝島』
(作者不詳)『ロビンフッド』


[エンジン]
ステファン・マクドネルがMB&Fのために開発したムーブメント「LM スプリットエスケープメント」
スプリットエスケープメント(分割された脱進機)のテンプは文字盤の上で吊り下げられ、アンクルとガンギ車はムーブメントの下側に配置。
2つのメインスプリングバレルを搭載した手巻き式。
パワーリザーブ:72時間
ムーブメント上部に従来型調整スクリューを備えた、専用の直径14mmのテン輪。
全体に19世紀のスタイルを踏襲した最高の手仕上げ、面取り加工を施した内部の縁(手作業で研磨)、研磨した面取り部、コート・ド・ジュネーブ装飾、手作業によるエングレービング。
テンプの振動数:2.5Hz / 18,000bph
部品数:296
石数:35

[機能&表示]
時・分、日付およびパワーリザーブインジケーター。
日付ダイヤルの横に、クイック日付調整用のプッシュボタン。

[ケース]
素材:ステンレススティール
サイズ:44.5 mm x 18.2 mm
部品数:50
防水性能:30m / 100フィート / 3気圧

[サファイアクリスタル]
表面と裏面のサファイアクリスタルはともに両面反射防止加工済み。

[ストラップ&バックル]
ケースに合わせたステンレススティールのフォールディングバックル付きダークネイビーの手縫いアリゲーターストラップ。

レガシー・マシン スプリットエスケープメント エディ・ジャケ担当の「フレンド」たち
コンセプト:マキシミリアン・ブッサー(MB&F)
製品設計:エリック・ジルー
技術・製造管理:セルジュ・クリクノフ(MB&F)
ユニークピースである文字盤プレート8点への手作業によるエングレービング: エディ・ジャケ
ムーブメントデザインと仕上げ仕様:ステファン・マクドネル & MB&F
ムーブメント開発:ステファン・マクドネル & MB&F
研究開発:ロバン・コトレル(MB&F)
メソッドとラボ:マエル・メンデル、アンソニー・ミュニエ、ヤニック・ジュルヌ(MB&F)

歯車、ブリッジ、ピニオン、軸:ジャン=フランソワ・モジョン(Chronode)、ポール=アンドレ・タンドン(Bandi)、ダニエル・ギュミ(Decobar Swiss)、ロドリグ・ボーム(Horlofab)、バンジャマン・シニュード(AMECAP)、マルク・ボリス(2B8)、Le Temps Retrouvé、D-Cojoux、Roud’Hor SA
テン輪:セバスチャン・ジャンヌレ(Atokalpa)
ゼンマイ、ジャンパー: アラン・ぺレ(Elefil Swiss)
香箱:ステファン・シュワブ(Schwab-Feller)
ルビー:Pierhor、Crelier
ムーブメント手彫り:Glypto
フレックスリング:Laser Automation
ムーブメント部品手仕上げ:リザ・バセッティ=ロシャ&デニス・ガルシア(C-L Rochat)、フローラン・ボリス(DSMI Electronics SA)、CV Décor、MBG Watch Décor、ステファン&アレクシィ・グレコ(Rhodior SA)
PVD/CVD処理:ピエール=アルベール・ステインマン(Positive Coating)
ムーブメント組み立て:ディディエ・デュマ、ジョルジュ・ヴェイジー、アンヌ・ギテール、エマニュエル・メートル、アンリ・ポルトブフ、マチュー・ルクルトル、アマンディーヌ・バスクル、ロイック・ロベール‐ニクー(MB&F)
ケースとムーブメント部品:アラン・ルマルシャン、ジャン=バティスト・プレト、ヨアン・ジョイヤール、ステファニー・カヴァロ、アルセーヌ・フートン(MB&F)
アフター・サービス:アントニー・モレノ(MB&F)
品質管理:シリル・ファレ、ジェニファー・ロングペ、アデリーヌ・カンディグ(MB&F)
ケース装飾:Termin’Hor (FIFAJ ERGIN/FIFAJ HORLOGERIE)
文字盤と文字盤上のスーパールミノバ:Billight SA
バックル:G&F Châtelain
リューズとコレクター:Boninchi
針:Waeber HMS
サファイアクリスタル:Novocristal
サファイアクリスタルの反射防止加工: アントニー・シュワブ(Econorm)
ストラップ:Multicuirs
化粧箱: オリヴィエ・ベルトン(Soixanteetonze)
プロダクションロジスティックス:アシュレイ・ムシエ、ティボー・ジョアナール、ダヴィド・ガヴォット、ジャン=リュック・リュエル、キャロリーヌ・ウヴラール、エティエンヌ・マルカデ、バティスト・ローゼンフェルド、マリリン・ルヴェック、エミリー・ビュルニエ(MB&F)

マーケティングおよび広報:シャリス・ヤディガログルー、ヴァネッサ・アンドレ、アルノー・レジュレ、ポール・ゲ、タルヤ・ラカン(MB&F)
グラフィックデザイン:シドニー・ベイ(MB&F)
M.A.D.ギャラリー:エルヴェ・エティエンヌ & マルゴ・ディオニジオ=セラ(MB&F)
販売:ティボー・ヴェルドンク、ヴィルジニー・マルション、セドリック・ルーセル、ジャン=マルク・ボリー、バティスト・ユール、オーギュスタン・シヴォ、マティス・ブラン、ヴィクトリア・ドゥ・サンタントスト(MB&F)
テキスト:ソフィー・フュルレイ(WorldTempus)
製品撮影:ローラン=グザヴィエ・ムラン、エリック・ロシエ
映像:マルク=アンドレ・デシュー(MAD LUX) & エリック・ロシエ(MB&F)
ポートレート撮影:エリック・ロシエ(MB&F)
ウェブサイト:ステファン・バレ(Idéative)

【お問い合わせ】
シャリス・ヤディガログルー - cy@mbandf.com/ アルノー・レジュレ - arl@mbandf.com
MB&F SA, Route de Drize 2, CH-1227 Carouge, Switzerland
電話番号: 41 22 786 36 18

[MB&F]~コンセプトラボの誕生
2005年に設立されたMB&Fは、世界初の時計製作専門コンセプトラボとして傑出した創造性を誇ります。ブランドはこれまでに20種類以上の秀逸なキャリバーを開発し、それらをベースにして製作されたオロロジカル・マシンとレガシー・マシンは高い評価を得てきました。そして現在も、創業者でありクリエイティブディレクターでもあるマキシミリアン・ブッサーのビジョンに基づき、従来の時計作りの殻を破ってキネティックアートを思わせる立体感豊かな作品を生み出し続けています。
マキシミリアン・ブッサーは15年間にわたり高級腕時計ブランドをマネージング。2005年ハリー・ウィンストンのマネージングディレクターの職を辞し、MB&F(マキシミリアン・ブッサー&フレンズ)を創立しました。MB&Fは、ブッサーが尊敬し、働く喜びを分かち合うことのできる才能あるオロロジカル職人を集め、先鋭的なコンセプト・ウォッチのデザインと小規模生産を行う芸術的なマイクロエンジニアリング・ラボです。
2007年、MB&Fは初のオロロジカル・マシンであるHM1を世に送り出しました。HM1の彫刻のような立体的なケースと美しく仕上げたエンジン(ムーブメント)は、同社の風変わりなオロロジカル・マシンの基準となり、時を告げるためというより、「時を語る」マシンが数多く生み出されました。こうして製作された奇想天外なオロロジカル・マシンを通じて、宇宙やSF、大空、スーパーカー、動物王国、建築といった多様なテーマを探求してきました。
2011年には、MB&Fはラウンドケースのレガシー・マシン コレクションを発表。MB&Fとしてはクラシカルなスタイルを採用したこれらのモデルは、19世紀の腕時計製造の卓越性に敬意を払いながら、往年の偉大な時計製造革新者とは異なる視点で複雑機構を解釈することにより、現代的な芸術品に仕上がっています。また、一部のレガシー・マシンには、コレクターのアクティブなライフスタイルに合わせて防水性と耐衝撃性を高めたEVO(エヴォ)エディションも誕生しました。MB&Fは現代的で型破りなオロロジカル・マシンと、歴史からインスピレーションを得たレガシー・マシンを交互に発表しています。

MB&Fの「F」が「フレンズ」(Friends)を表していることから分かるように、優れたアーティストや時計職人、デザイナー、様々な分野の製造業者をブランドにとっての「友人たち」と考え、協力関係を築くことはごく自然な成り行きでした。
そうした姿勢がブランドにもたらしたのが、ブライトリング スーパーコピーパフォーマンスアートとコラボレーション作品という新たな2つのジャンルでした。パフォーマンスアート・モデルは、創造性豊かな社外のフレンドがMB&Fのマシンをベースにしてアレンジを加え、新たな形で表現した作品。一方のコラボレーション作品は、腕時計ではなく別のタイプのマシンで、MB&Fのアイデアとデザインに基づいて独創的なスイスのマニュファクチュールが設計、製造を行います。レペ1839と共同で製作されたクロックなど、コラボレーション作品の多くは時間を知らせるマシンとなり、リュージュやカランダッシュとのコラボレーションでは別の種類のメカニカル・アートが創作されました。
ブッサーは、こうして誕生したあらゆるマシンにその魅力を発揮できる舞台を与えるため、従来型のブティックに陳列するのではなく、他のアーティストによる多彩なメカニカル・アートとともにアートギャラリーに展示することを思いつきました。このアイデアにより、ジュネーブに最初のMB&F M.A.D.ギャラリーが設立され(「M.A.D.」はMechanical Art Devices:メカニカル・アート・デバイスの略)、その後、ドバイにもM.A.D.ギャラリーがオープン。また、シンガポール、台北、パリ、ビバリーヒルズには、より小規模なスペースに限られた数の作品を展示するMB&Fラボが誕生しました。
MB&Fがこれまでに成し遂げた革新的な成果に対しては、いくつもの権威ある賞が与えられてきました。いくつか例を挙げると、名高い「ジュネーブ ウォッチ グランプリ」においては、その年の最も優れた時計に授与される最高賞「金の針賞(エギュイユ・ドール)」を含めた、9つものグランプリを獲得しています。2022年、LM シーケンシャル エヴォが「金の針賞」を受賞。またM.A.D.1 レッドが「チャレンジウォッチ賞」を受賞しました。2021年にはLMXが「ベスト メンズ コンプリケーション賞」を、そしてLM スプリットエスケープメント エディ・ジャケ「Around The World in Eighty Days」が「アーティスティック・クラフト賞」を受賞。2019年にはLM フライングTが「ベスト レディース コンプリケーション賞」を受賞し、2016年にはレガシー・マシン・パーペチュアルが「ベスト カレンダー ウォッチ賞」を、2012年にはレガシー・マシン No.1が「パブリック賞(時計ファンによる投票)」と「最優秀メンズウォッチ賞(プロの審査員による投票)」をダブル受賞しました。また2010年には、HM4サンダーボルトで「最優秀コンセプト&デザインウォッチ賞」を受賞。さらに2015年には、HM6スペースパイレートが国際的な「レッドドット・デザイン賞」において最優秀賞である「レッドドット:ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞しています。

17:02

8月のおすすめ新製品

2023.07.25 | Category 未分類

今なお時計を作り続けるIWCの本社と製造拠点を訪れる。

スイスのほぼ北端、ライン川沿いに広がる歴史的な都市であり、ドイツ国境近くに位置するシャフハウゼン。 この地で創業された時計ブランドで最も有名といえるのが、かつてインターナショナル・ウォッチ・カンパニーという名で知られていたIWCです。同ブランドは150年以上前、ボストン出身のアメリカ人時計技師でありエンジニアのフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ(以降F.A.ジョーンズ)によって創業されました。

 アメリカ人がなぜスイスで創業したのだろうと思われるかもしれません。当時、母国アメリカでは時計の需要が非常に高まっていましたが、国内の時計職人が不足しており、労働賃金も高騰していました。そこで注目されたのがスイスだったのです。今となっては信じられませんが、当時のスイスは労働賃金が比較的低い国のひとつでした(スイスの平均賃金は2024年のデータで世界1位)。


中世の面影を残したシャフハウゼンの旧市街。


IWCスーパーコピー代引き 口コミ第1位本社近くにある聖ヨハネ教会。


街中でIWCのクロックを見かけた。

ジョーンズがスイス北部の小さな町シャフハウゼンを選んだのには理由があります。スイス時計産業の卓越した職人技を求めていたことはもちろんですが、鉄道へのアクセスが良く、発電機を稼働させて作業場や機械に電力を供給するために水力を活用できる土地である必要があったからです。シャフハウゼンは、スイスとドイツの鉄道網を結ぶ要衝であり、水力発電の優れた供給源として知られるノイハウゼン・アム・ラインファルに位置するヨーロッパ最大の滝、ライン滝にも近く、まさに理想的な立地だったのです。


ノイハウゼン・アム・ラインファルのライン滝。

 こうしてインターナショナル・ウォッチ・カンパニーは 1868年に設立され、1875年にはライン川のほとりに本社が建てられました。IWCの本社社屋の一部には、この歴史的な建物が今も変わらず使われています。僕が最初に訪れたのは本社ではなく、シャフハウゼン郊外にあるIWCマニュファクチュールセンター(マヌファクトゥールツェントルム)と呼ばれる工場でした。

製造の中枢: IWCマニュファクチュールセンター
この施設は、IWCのCEOで建築家でもあるクリストフ・グランジェ・ヘア氏が設計し、IWC創立150周年を記念して2018年に設立されました。シャフハウゼン郊外にある理由は、ライン川と旧市街に挟まれたIWC本社は、それ以上は拡張することができなかったためです。


 全体がホワイトとブラックで統一され、全面ガラス張りのモダンなファサードが印象的です。このデザインは、1929年にスペインのバルセロナ万博でミース・ファン・デル・ローエが手掛けたバルセロナ・パビリオンからインスピレーションを得ており、工場でありながら洗練された美しさを持つ佇まいとなっています。IWCマニュファクチュールセンターは、1万4000㎡の敷地面積を誇る非常に規模の大きな建物です。それもそのはず、ここではムーブメント部品の製造、組み立てからケース製造までが行われているのです。この施設では約300人が働いています。


バウハウス・スタイルのデザインが取り入れられた建物。

 エントランスをくぐると天井高9mの巨大なエントランスロビーが僕たちを出迎えます。美しいのは外観だけではないことがすぐにわかりましたが、なるほど、この工場は高品質な製造施設ということだけでなく、構想当初からパビリオンのように見学者を受け入れるために設計されていたからです。開放的なロビーはさながらラグジュアリーホテルのようです。

あなたは名前をいくつ挙げられますか?

 正面にある受付の背後には、クルト・クラウスが製作し、1985年に発表されたIWCのパーペチュアルカレンダーモジュールの大型模型が掛けられています。しかし、僕の目を引いたのは、その隣の壁に飾られた肖像画でした。そこには、IWCの創業者F.A.ジョーンズをはじめ、ギュンター・ブリュームラインやジョージ・カーンといった歴代の元取締役たちの肖像画が並んでいます。また、アルバート・ペラトンやクルト・クラウスなど、重要なムーブメントを生み出した時計師たちの肖像も掲げられており、歴史と伝統、そしてエンジニアリングを重んじるブランドの姿勢を感じました。

ムーブメント部品製造

Photo Courtesy: IWC

 受付の左側にある扉を抜けるとムーブメント部品の製造エリアに直接アクセス。奥へ歩みを進めるにつれ、時計職人や工作機械が奏でる音が徐々に大きく聞こえてきます。

 内部は先述のとおりゲストを迎えることを想定した構造になっています。ゲストのための通路はグレーの床と温かみのある木製のアクセントでまとめられ、製造エリアは清潔感溢れる明るい白い床で区分けされています。ガイドの説明のなかで特に驚いたのは、使用されているマシーンまで白にペイントされていることです。製造現場でありながら、視覚的な美しさが徹底的に追求されている点が印象的でした。

 広大なパーツ製造エリアでは、ムーブメントに使用される小さな歯車からベースプレート、自動巻きローター、ムーンフェイズディスク、さらにはパーペチュアルカレンダーの年表示パーツまで、主要なパーツの多くが製造されています。なかには、CNCマシンを使ってミクロン単位(1000分の1mm)で加工される極めて微細なパーツもありました。

 次のプレアッセンブリー部門でベースプレートやブリッジには受け石がセッティングされ、その後、ストライプ仕上げやペルラージュ仕上げといった装飾が施されます。ロジウムメッキなどのコーティングがされたあと、すべての部品は人間によって品質チェックが行われます。マニュファクチュールセンターで組み立てられるムーブメントに使用される部品は、すべて施設内部でストックされ、それ以外はシャフハウゼンの本社へと送られます。

組み立てエリア

ポルトギーゼ・​クロノグラフに搭載されるCal.3716が目の前で組み立てられていた。

 同じフロアを先に進むと組み立てエリアにたどり着きます。エアロックを通って入室するクリーンルームのため内部に立ち入ることはできませんでしたが、ガラス越しにその様子を見ることができました。

 真っ先に気がつくのは、規則正しく整然と配置された時計師たちの作業デスク。それぞれの島ごとに担当しているキャリバー名と写真が掲げられています。奥の大きな窓からは自然光がたっぷりと差し込む設計で、建物の周囲に広がる緑豊かな景色が大きな窓ガラス越しに見え、作業環境を心地よいものにしています。


Photo Courtesy: IWC

 組み立てはすべて時計師たちによって手作業で行われます。ベーシックなムーブメントの場合、各時計師は10から12の工程を担当し、5つの時計を完成させると次の工程を担当する作業者に引き継がれる仕組みです。一定の期間その作業に従事したあとは座席を変えて別の作業に取り組みます。このやり方が導入されているのは、同じ作業を繰り返すことで技術が向上し、またミスも少なくなるためです。

 時計師たちは異なる工程を経験しながらスキルを磨き、最終的にはハイコンプリケーションウォッチの組み立てを担当できるまでに成長していきます。ハイコンプリケーションウォッチの組み立ては、全工程をひとりの時計師が担当するのが特徴です。現在、この高い技術を必要とする組み立てを任されている時計師は、100人中わずか15人しかいないとのことです。

ケース製造

素材となる金属の丸棒が収納された巨大なラック。


素材とケースの種類に応じて1mの金属棒から30個から50個のケースが製造される。

 エレベーターで地下にあるケース製造部門へ。自社でケースの製造をそれも素材部分から手掛けるブランドはそう多くありません。ここでは、作業エリアが効率的にレイアウトされています。進行方向の左側には、素材が整然と並べられたラックが設置され、必要なパーツがすぐに取り出せるように管理されていました。右側には、CNC旋盤やフライス盤などの高精度な工作機械が並び、ケースの製造が行われています。

 IWCではレッドゴールドやホワイトゴールド、プラチナなどの貴金属製の時計ケースは、あらかじめ成形されたブランクから作られますが、ステンレススティールやチタン、ブロンズ製といった卑金属製のケースは、IWC専用の金属棒が加工され製造されます。この工程には大型の重機などを必要とするため、非常に広いスペースが求められます。IWCマニュファクチュールセンターの設立前は、シャフハウゼン中心部の本社が手狭になったため、近隣のノイハウゼンに工業用スペースを借り、そこをケース製造施設として利用していたそうです。現在は一貫して同じ施設内で実現できるようになっています。


セラタニウムケースを採用したIWC パイロット・ウォッチ・マークXVIII エディション"HODINKEE"。

 個人的に最も興味深かったのは、IWC独自開発のチタン合金素材であるセラタニウムのケース製造です。セラタニウムは、チタンの軽量さと堅牢性そしてセラミックに匹敵する硬さと対傷性能を備えています。プロセスはいくつかのステップに分かれます。まず精密に加工されたチタンのベースから始めます。チタンはステンレススティール同様に極めて緻密なパーツを作り出すことが可能です。

 加工されたチタニウム部品は焼成プロセスに入ります。ここでのキーポイントは、炉内で極めて高い温度(約1000℃以上)に加熱されることです。この過程で、チタニウムの表面に化学変化が起こり、ジルコニウム酸化層が形成されます。この酸化層はセラミックに似た性質を持ち、非常に硬く、かつ傷が付きにくいという特性を素材に与えます。IWCのケースには、一貫した素材の均質性が求められるため、製造には高い技術力を必要となります。合計で80の工程があり、その製造方法を詳細にすべて把握するのは同社でも3人だけとのこと。外観の美しさと実用性を両立させた素材であり、IWCの革新技術を象徴するものと言えると思います。


最終的に手作業でサテン仕上げとブラスト加工が施される。

 最終的に防水性や外観などの一連の複雑なテストを経て、ケース製造の工程が完了となります。IWCマニュファクチュールセンターは、物流センター、ITセンター、インフラストラクチャハブとしても機能しています。本社も引き続き完全に稼働しており、主な企業オフィスと多くの最終時計組み立て作業は従来通り同じ場所で行われています。

歴史と伝統あるIWC本社

 IWCの本社は、シャフハウゼン駅から徒歩約10分、ライン川と旧市街に挟まれた場所に位置しています。F.A.ジョーンズが初めに借りた工場は別の場所にありましたが、事業拡大に伴い、1874年から1875年にかけてライン川沿いのバウムガルテン通りに新たな工場が建設され、これが現在もIWCの本社として機能しています。その後、2005年と2008年に東棟と西棟が増築され、現在の本社の姿が完成しました。


窓からは隣に流れるライン川が見える。

 シャフハウゼンの旧市街は、ジュネーブのフランスな街並みとは異なり、どこかドイツ的な雰囲気を漂わせています。実際、第二次世界大戦中にはシャフハウゼンはドイツ領と誤認され、アメリカ陸軍航空軍の空爆を受けましたが、幸運にも工場近くに落ちた爆弾は不発に終わり、迅速な消火活動によって戦火を逃れることができました。このような歴史を背負いながらも、IWCの本社は変わらずその場所に佇み、今なお時計作りの伝統を守り続けています。

最終組み立てから品質管理まで
 IWCマニュファクチュールセンターで組み立てられたムーブメントやケースなどのパーツは、本社に送られ、腕時計としての最終組み立て(ファイナルアッセンブリー)が行われます。そのフロアでは、多くの女性が作業に関わっている姿が目立ちました。聞くところによると、女性の方が同じ工程を繰り返す集中力や手先の器用さ、そして視力の鋭さに優れているためだそうです。作業中の時計に目を向けると、Watches & Wonders 2024で発表されたばかりの新作モデルが組み立てられているのが確認できました。

 なぜすべての工程を新工場に集約しなかったのかという質問に対しては、「本社にも、ゲストが見学するための機能を持たせたかったのではないか」との説明がありました。

 本社では出荷前の最終検査も行われています。ここは、完成までに200人以上の職人の手を経た時計が、最終的に品質チェックを受ける場所です。一晩おいたあとに耐久性や防水性能に問題がないか、風防や針、クロノグラフ機能などを慎重に検査します。また、埃や傷がないかも細かく確認されます。もし基準に満たない部分があった場合でも、本社内には補修を行うリ・ワーキング部門が併設されており、工場に送り返すことなく、その場で修正できる体制が整っています。


Watches & Wonders 2023の会場で行われた防水テストのデモンストレーション。


同じくWatches & Wonders 2023の会場で設置された耐磁性能テスト機。

 写真撮影が完全に禁止されていたものの、別のフロアにはテストラボが設置されていました。ここでは、12名のテクニシャンが時計を数週間で10年経過したかのような条件下でテストを行い、10年間の着用をシミュレーションしています。さらに、新作のプロトタイプや新素材もこのラボで厳密なテストを受けており、ケースに関しては3〜4ヵ月、ムーブメントについては6ヵ月間にわたる試験が実施されているとのことです。

IWCミュージアムで辿るヘリテージ
 創立 125周年を記念して1993年にIWCの本社社屋内1階にミュージアムが開設されました。ミュージアムは西ウィングと東ウィングに分かれていてどちらからでも見学が可能です。決められた順路は特にありませんが、順を追ってIWCのヒストリーに触れたいなら西棟から見ていくのがおすすめです。

西ウィング

西ウィング(Photo Courtesy: IWC)

 西ウィングでは、創設者F.A.ジョーンズがIWCをどのように創業し、いかにして水力発電を活用して事業を発展させたかといった初期の歴史から、名作ポルトギーゼのオリジナルモデルやパイロットウォッチの技術革新まで、IWCの歩んできた歴史と革新の数々が紹介されています。展示は、ブランドの伝統と技術力を深く理解できる内容となっており、IWCの進化の過程をたどることができます。

 展示の冒頭でひときわ目を引くのは、1874年製の懐中時計で、ケースの蓋にミシシッピ川を航行する蒸気船のレリーフが美しく施されています。この時計は、F.A.ジョーンズがアメリカ市場向けにスイスで製造した初期の製品のひとつであり、IWCの歴史において極めて重要な役割を果たしています。

 F.A.ジョーンズは、ムーブメントを主にアメリカ市場向けに輸出し、ニューヨークでケース、文字盤、針と組み合わせて完成品として仕上げていました。当時、IWCの拠点はシャフハウゼンではなくニューヨークにあり、このため当時の懐中時計のブリッジには「International Watch Co. New York」と刻まれていたのです。この懐中時計は、ジョーンズの国際的なビジョンと、スイスとアメリカを結ぶIWCの初期の展開を象徴する貴重な一品です。


オリジナルのポルトギーゼ(1944年製)。


 西ウィングの展示品の中で特に印象に残ったのは、オリジナルのポルトギーゼとドイツ空軍向けに製造されたビッグ・パイロット・ウォッチです。IWCといえば、僕にとってはポルトギーゼとパイロット・ウォッチという二大モデルがその象徴ですが、そのルーツとなるオリジナルモデルを直接目にする機会は非常に貴重です。

 ポルトギーゼは、1930年代にポルトガルの商人たちの要望で生まれたモデルで、当時の懐中時計ムーブメントを腕時計に搭載した斬新な設計が特徴です。その堂々たるサイズ感と優れた視認性が、現在のIWCを代表するアイコンモデルの礎となりました。一方、ビッグ・パイロット・ウォッチは、1940年代にドイツ空軍向けに設計された歴史的なモデルです。その大型のケースと優れた耐久性、さらに計器のような明瞭なデザインが、ミッション中の過酷な条件下でも信頼される存在となりました。これらふたつのモデルは、IWCの歴史と技術の進化を象徴するだけでなく、現在も多くのファンに愛され続けている理由がよくわかる展示品でした。

東ウィング

東ウィング(Photo Courtesy: IWC)

 東ウィングでは、1970年以降に製造された時計が中心に展示されています。ポートフィノ、ポルトギーゼ、インヂュニア、パイロット・ウォッチ、アクアタイマーそしてダ・ヴィンチのコレクションを代表する時計が展示されていました。各モデルの歴史、用途、特徴が解説されています。

 希少なピースが数多く展示されており、どれも紹介したいものではありますが、特にIWCのエンジニアリングの革新性を示すモデルをご紹介します。それは1985年に発表されたダ・ヴィンチ・パーペチュアルカレンダーです。


ホワイトセラミックケースのダ・ヴィンチ・パーペチュアルカレンダー。


ブラックセラミックケースのダ・ヴィンチ・パーペチュアルカレンダー。

 このモデルは、永久カレンダー機構とハイテクセラミックケースというふたつの技術革新を象徴しています。永久カレンダーは、クルト・クラウス氏が設計したもので、操作が非常に簡単でありながら、日付、月、年、世紀、さらには1000年までの表示が自動で切り替わるためユーザーによる調整を一切必要としません。この画期的な機構は、わずか83個の部品で構成されており、2199年12月31日以降も交換パーツを用いることで2499年まで表示が可能です。

 一方、ダ・ヴィンチのもうひとつの革新は、1986年モデルで登場したセラミックケースの採用です。展示品のなかにはホワイトとブラックのセラミックケースを採用したモデルがありました。実機で見るのはこれが初めてです。このケースはジルコニアを主成分とし、約2000℃の高温で焼かれて成形されます。セラミックはスティールに比べて約30%軽量であり、非常に硬いため加工にはダイヤモンドを必要としました。

 IWCマニュファクチュールセンターでは、セラミックとチタンを融合させたセラタニウムの現在のケースイノベーションに触れることができましたが、ミュージアムでは改めて過去に焦点を当てることができました。IWCが長い歴史のなかで続けてきたこうした素材への挑戦を、実際に目にでき非常に感慨深いものがありました。

 最後の展示は、本社のエントランス脇にある小さな部屋に設けられていました。ここには、半世紀以上にわたり生産され続けたIWCの代表的な懐中時計ムーブメント、Cal. 52/53が設計図とともに展示されています。そして、このツアーで最も印象深かった展示のひとつがありました。それは、IWCが1885年以降に製造したすべての時計について、キャリバーやケース素材、納品日、受取人の名前などの詳細な情報が記された94冊の台帳です。今回は、そのなかから2冊が特別に展示されており、IWCの長い歴史と伝統を体感できる貴重な資料として目にすることができました。

 創業者F.A.ジョーンズのビジョンから設立され、長年にわたり培われてきた技術力や素材への挑戦が、現在のIWCの時計作りにどのように反映されているのかが明確に伝わってきました。IWCは1903年からプローブス・スカフージア(Probus Scafusia)すなわち「シャフハウゼンの優秀な、そして徹底したクラフツマンシップ」というモットーを追求していますが、すべてにおいてそれを体現しているのだと実感するツアーとなりました。

14:40

7月のおすすめ新製品

2023.06.26 | Category 未分類

「タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント x ポルシェ」を先行発売~

「ポルシェ × タグ・ホイヤー」・伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージにて、伝説の60周年記念イベントを開催~新作「タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント x ポルシェ」を先行発売


スイスの高級時計ブランド タグ・ホイヤースーパーコピー時計 代引きは、2023年09月13日(水)から 09月19日(火)まで、伊勢丹新宿店 本館1F ザ・ステージにて、ブランドのモータースポーツとの深い繋がり表現したコンセプトのポップアップストア「TAG HEUER CARRERA x PORSCHE -60 ICONIC YEARS-」をオープンします。

※イメージです。


2021年以来、タグ・ホイヤーはドイツの高級自動車メーカーであるポルシェと世界的なパートナーシップを結んでおり、歴史、妥協のない品質、画期的な革新性、そして輝かしい名声という共通のレガシーを称えています。

このポップアップストアは、最近発表されたスタイリッシュでダイナミックな雰囲気を纏った、「タグ・ホイヤーカレラ クロノスプリント x ポルシェ」のコラボレーションモデルからインスピレーションを得ています。

「タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント x ポルシェ」は、アイコニックなタグ・ホイヤー カレラ コレクションと伝説的なポルシェ911(当初の名称は901)の60周年を記念したモデルです。時計と自動車の要素をシームレスに組み合わせたこの特別なタイムピースは、比類ない計時体験をお届けします。新作[タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント x ポルシェ」は、スピードと精度を兼ね備え、0-100km/hをわずか9.1秒で加速した偉業を達成した初代ポルシェ901のエッセンスを取り入れています。

短い時間間隔を正確に計測するために設計された新型ムーブメントTH20-08を搭載したこのモデルは、ポルシェ901の0-100km/h加速を9.1秒で再現しています。センター針は素早く加速し、60秒かけて徐々に減速し、素早く再始動します。また計算されたデザインにより、文字盤の視認性が確保されています。

参照:https://watch-media-online.com/news/7503/

本モデルは13日(水)より「TAG HEUER CARRERA x PORSCHE -60 ICONIC YEARS-」で先行販売します。

また、「TAG HEUER CARRERA x PORSCHE -60 ICONIC YEARS-」のオープンを祝し、期間中LINEのともだちの中から抽選で1組2名様に「F1観戦チケット[※]」があたるLINEキャンペーンを実施します。
[※]「F1観戦チケット」のLINEキャンペーンに関する詳細は、期間中、店舗スタッフにお問い合わせください。


「TAG HEUER CARRERA x PORSCHE -60 ICONIC YEARS-」ポップアップで、60年にわたる不朽のイノベーションとモータースポーツのレガシーへの心に残るオマージュをお楽しみください。


【イベント概要】
<TAG HEUER CARRERA x PORSCHE -60 ICONIC YEARS->
日程: 2023年 9月13日(水)~ 9月19日(火)
住所: 東京都新宿区新宿3丁目14-1 伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ
TEL: 03-3352-1111(大代表)
営業時間:10:00-20:00 (伊勢丹新宿店に準ずる)
https://www.mistore.jp/store/shinjuku/event_calendar/tagheuer.html

【ウォッチ概要】
<タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント X ポルシェ>


CBS2011.FC6529 /115万5,000円(税込)/ CBS2040.FC8318 295万3,500円(税込)
ステンレススティール製ケース/18K5N RG製ケース
・直径42 mm
・100m 防水

14:39

6月のおすすめ新製品

2023.05.25 | Category 未分類

A.ランゲ&ゾーネがW&W上海2023で新作「ランゲ1・パーペチュアルカレンダー」発表~ランゲ1の永遠性

ランゲ1・パーペチュアルカレンダー~ランゲ1の特徴的なデザインに宿る永遠性

オフセンターのデザインと外周月次リングにより、スーパーコピー時計 代金引換洗練された複雑機構に独創的なフェイスを添えるランゲ1・パーペチュアルカレンダー。2021年4月に初めて発表された150本限定のピンクゴールド無垢製ダイヤルを備えたホワイトゴールドモデルと、グレーシルバー無垢製ダイヤルを備えたピンクゴールドモデルに加えて、この度、ブラックダイヤルを備えたプラチナ製モデルが登場いたします。ダークトーンのダイヤルが、デイ・ナイト表示付きムーンフェイズ表示をより引き立てています。

2年前に初めて発表されたランゲ1・パーペチュアルカレンダーは、その名を冠した複雑機構のみを搭載し、最高基準の精度、デザイン、オリジナリティが、魅力的にひとつにまとめられています。直径41.9mmのプラチナ950製ケースの新作モデルはダイヤルならびにアウトサイズデイト部分がブラックに統一され洗練された印象で、このファミリーのラインナップをより充実したものにしています。

月次リングはすべての表示のフレームワークとなり、アウトサイズデイトやうるう年の数字は、ブラックの背景にはっきりとしたコントラストを生み出します。すべてのカレンダー表示は瞬時に切り替わるため、いつでも正確に読み取ることができます。各カレンダー表示の修正は、調整プッシャーでまとめて、または個別に進めることができます。一度正しく設定すれば、毎月正確に月が切り替わるようにプログラムされているため、2100 年まで修正の必要がありません。

ランゲならではの永久カレンダー
A.ランゲ&ゾーネの意欲的な開発チームは、うるう年でも、年間をとおして月によって異なる日数を把握できるメカニズムを持つ永久カレンダーの設計という大きな挑戦に、2001年、ランゲマティック・パーペチュアルで挑みました。彼らの目標は、革新的な技術的ソリューションに加えて、最適な視認性を確保すること。すべての表示が重ならない、ランゲ1 ウォッチファミリー特有のオフセンターデザインを維持するため、まったくの新しいアプローチとして、毎月最終日に瞬時に進む外周月次リングを開発しました。 2012年に発表されたランゲ ・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダーと共に登場したこの革新的な複雑機構は、伝統的な 48ヵ車による制御に代わって採用されました。

バランスの取れたデザインと機能
「複雑機構をランゲ 1の特徴的なデザインのためにカスタマイズすることは、メゾンの開発者にとって構造的なチャレンジでした。翌月になる瞬間に大きな外周リングを 度進ませる必要があったためです。毎月最終日の深夜12
時ぴったりに必要な動力が供給されるよう、 1カ月間、カムからエネルギーが蓄積されているのです」と、商品開発ディレクターのアントニー・デ・ハスは説明します。「ランゲ1 ・パーペチュアルカレンダーのデザイン的な特徴により、このウォッチファミリー独特の表情が維持されています。したがって、この時計は、精密機械式時計製作において新境地を切り開き続けるという、私たちの哲学も象徴しているのです」

キャリバーL021.3

精密なムーンフェイズ
ムーンフェイズ表示にデイ・ナイト表示を加えることも、精度を追求するメゾンの姿勢を表しています。
層構造のブルーグラデーションのゴールド無垢製天空ディスクは 24時間で 1回転し、その上をホワイトゴールドの月が、 29日 12時間 44分 3秒の周期で月の満ち欠けを示します。

その精密な機構によって、表示の修正が必要となるのは 122.6年にたった 1日のみです。 2016年にランゲ1・ムーンフェイズで初めて搭載されたこの機構では、月は、昼は鮮やかなブルーの空に、夜には星が輝くダークブルーの空に表示され、昼夜を交互に示します。

ドイツ・ザクセン州グラスヒュッテのマニュファクチュールの高度なクラフツマンシップは、サファイアクリスタルのケースバックからのぞく、丁寧に手作業で仕上げられ、二度組みされたキャリバーL021.3 からもうかがえます。この自社製ムーブメントの技術的特徴は、 21Kゴールド製センターエレメントおよびプラチナ製分銅付き片方向巻上げ式ローター、 50時間パワーリザーブ、毎時21,600 回振動で作動する偏心錘付きテンプです。

グラスヒュッテストライプを施した未処理の洋銀製地板とブリッジ、ブルースチール製ビス留め式ゴールドシャトン五つ、ハンドエングレービング入りテンプ受け、速度調整のために取り付けられたスワンネック型バネなど、ランゲならではの品質を示す特徴が、ディテール一つひとつにおいてマニュファクチュールの高いこだわりを反映しています。

【仕様】
ランゲ1・パーペチュアルカレンダー
Ref.345.026E

[ムーブメント]
ランゲ自社製キャリバーL021.3、自動巻き、ランゲ最高品質基準準拠、手作業による組立ておよび装飾、五姿勢調整済み、素材の特性を生かした洋銀製プレートとブリッジ、 21Kゴールド製センターエレメントおよびプラチナ製分銅付き片方向巻上げ式ローター、ハンドエングレービング入りテンプ受け
・ムーブメント径:直径35.8mm/厚さ8.8mm
・振動数21,600振動/時
・パワーリザーブ:完全巻上げ状態で50時間
・ムーブメント部品数:621
・石数:63
・ビス留め式ゴールドシャトン:5
・脱進機:アンクル脱進機
・調速機:耐震機構付き偏心錘付きテンプ、自社製ヒゲゼンマイ、スワンネック形バネと側面にある調整用ビスにより微調整可能なビートエラー修正機構

[機能]
時、分およびスモールセコンドによる時刻表示、瞬転数字式時刻表示を搭載した永久カレンダーによるアウトサイズデイト、曜日、月、うるう年表示、デイ・ナイト表示付きムーンフェイズ表示

[操作系]
ゼンマイ巻上げおよび時刻調整用リューズ、すべてのカレンダー表示の切り替え、または月、曜日、ムーンフェイズの各表示を個別に調整するプッシャー

[ケース]
ケース径:41.9mm径/12.1mm厚
風防およびシースルーバック:サファイアクリスタル(モース硬度 9)
素材:プラチナ950

ダイヤル:シルバー無垢、ブラック
針:ロディウム仕上げのゴールド
ベルト:手縫いのアリゲーターベルト、ブラック
バックル:プラチナ 950製ピンバックル
価格:要問合せ
ブティック限定モデル

【お問い合わせ】
A.ランゲ&ゾーネ
TEL.0120-23-1845

[ランゲ&ゾーネ]
ドイツ・ドレスデン出身の時計師フェルディナント・アドルフ・ランゲが、ザクセン州高級時計産業の礎を築き、 自身の時計工房を設立したのは 年。彼が製作した価値の高い懐中時計の数々は、今でも世界中のコレクターたちの垂涎の的となっています。第二次世界大戦後、 ランゲ&ゾーネは東ドイツ政府により国有化され事実上消滅、一時はその名が人々の記憶から消え去ってしまうかと思われました。しかし 年、フェルディナント・アドルフ・ランゲの曾孫ウォルター・ランゲがブランドを復活させます。現在では、ゴールドまたはプラチナのケースを使った腕時計を中心に、毎年数千本のみ製作しています。すべての ランゲ&ゾーネの時計に、自社で開発、手作業で入念な装飾と組み立てを行ったムーブメントが搭載されています。 パテックフィリップ スーパーコピー 代引きN級品年以降に開発された自社製キャリバーは を数え、 ランゲ&ゾーネは世界でも最高峰の地位を確立しています 。その代表作には、レギュラーモデルとして初めてアウトサイズデイトを搭載しブランドを象徴するモデルとなったランゲ や、瞬転数字式時刻表示を搭載したツァイトヴェルクがあります。超複雑機構モデルとして、ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター、ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン、トリプルスプリットなどがあり、受け継がれてきた伝統的な技術をさらに高めていこうとする ランゲ&ゾーネの姿勢を体現しています。 年にはスポーティでエレガントなステンレススチール製オデュッセウスを発表し、 ランゲ&ゾーネの歴史は新たな章を開きました

13:50

オーデマ ピゲがDreamscapeとともに創り出す心弾む没入型バーチャル体験

2023.04.24 | Category 未分類

オーデマ ピゲコピー 代引きと、没入型バーチャルリアリティコンテンツ制作において世界を牽引する存在であるDreamscape Immersive(以下、Dreamscape)は、参加者が役者となって素晴らしい世界へと飛び込むことのできる没入型体験を共同で開発しました。「The Clockwork Forest(時計仕掛けの森)」と名付けられたこの冒険は、ジュネーブにあるDreamscapeの施設で、2023年3月から期間限定でお楽しみいただけます。

スーパーコピー 代引き

テクノロジーと感性をつなぐパートナーシップ

 スポーツ、音楽、エンターテインメントなど、幅広い分野から長年インスピレーションを得てきたオーデマ ピゲは、テクノロジーの世界にも進出し、ホスピタリティの概念をさらに進化させ続けています。オーデマ ピゲとDreamscapeは、卓越性を求める情熱と、他にはない特別な体験をオーディエンスに提供したいという思いを共有しています。最先端のテクノロジーが投入された無限の創造性を提供するこのパートナーシップは、優れた顧客体験を実現します。

 Dreamscape Immersive共同創業者兼CEOのウォルター・パークス氏は次のように述べています。「Dreamscape は、他では体験できない没入型の世界と冒険の共有へと足を踏み入れることで、人々の心に残る思い出を創造する場所です。創造性の限界を広げられると信じるDreamscapeが提供するのは、一流のテクノロジーと魅惑的なコンテンツの融合です」

AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ) オーデマ ピゲがDreamscapeとともに創り出す心弾む没入型バーチャル体験
没入型VR体験

「The Clockwork Forest(時計仕掛けの森)」は、技術的な複雑性と自然の力が共存する場所であるオーデマ ピゲの故郷、ジュウ渓谷をイメージした森の中へと参加者を誘います。VRヘッドセットとモーションセンサーを装着した旅人たちは、自らが選んだアバターを通じてこの不思議な世界の主人公となり、取り返しのつかない自然の崩壊が起こる前に、時間の流れを回復させるという使命を与えられます。主人公らはウサギなどのさまざまなキャラクターに導かれながら、おとぎ話の世界の中で進化し、巨大なアリが引く戦車レースに参加します。Dreamscapeが開発した最先端のフルボディトラッキング技術を導入したこの没入型体験は、6人で同時に楽しむことができます。

AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ) オーデマ ピゲがDreamscapeとともに創り出す心弾む没入型バーチャル体験
一般公開を開始

「The Clockwork Forest(時計仕掛けの森)」は2021年11月、ル・ロックルのマニュファクチュール・デ・セニョルという未来的な場所を舞台に、顧客と訪問者のみを対象に公開されました。大きな期待が寄せられるこの没入型体験は、2023年3月より、新たに改装されたジュネーブのコンフェデレーションセンターモールにある、ヨーロッパ初のDreamscapeの施設で、2ヶ月間限定で一般公開(予約制)される予定です。

オーデマ ピゲ CEOのフランソワ-アンリ・べナミアスは次のように語ります。「オーデマ ピゲは創業以来、先祖から受け継ぐノウハウと最先端技術を融合させ、時計づくりという芸術と顧客体験における限界を押し広げ、科学、技術、ポップカルチャーの世界とのつながりを生み出してきました。今日、オーデマ ピゲは誇りを持って、テクノロジーやエンタテインメントといった世界へのコミットメントをさらに推し進めています」

11:15

4月のおすすめ新製品

2023.03.24 | Category 未分類

ヴァシュロン・コンスタンタンが新しい「オーヴァーシーズ・オートマティック」を発表~

オーヴァーシーズ・オートマティック~ゴールドと光を装って新たに「オーヴァーシーズ」コレクションに加わった輝く1本

今年のWatches and Wonders で、メゾンは直径34.5mmと35mmの「オーヴァーシーズ」4モデルを発表しました。このスポーティシックなコレクションに、ピンクゴールドの直径35mmの新作モデルが加わりました。この新作タイムピースは、洗練さと上品さ、そしてさりげないエレガンスを兼ね備え、その輝く個性で"One of Not Many“のキャンペーン[※1]に加わった芸術家で探検家であるザリア・フォーマン[※2]に寄り添います。ケースからブレスレットに至るまで、ピンクゴールドを装い、同系色のゴールドダイヤルと見事に調和し、光り輝く個性を放っています。スーパーコピー時計 代金引換激安通販パートナーのようにどんなシーンでも寄り添ってくれるこのタイムピースには、2本のストラップが付属されています。

同系色のエレガンス
今春、ピンクゴールドに代表的なサンバースト仕上げのブルーダイヤルのタイムピースが加わりました。新たな旅への誘いの様に、「オーヴァーシーズ・オートマティック」はその本質の新しい一面を見せてくれます。その特徴的なスタイルとは ?
調和した同系色のアプローチは、ケースとブレスレットを装うピンクゴールドの温かみのある光の反射、そしてサンバーストサテン仕上げが施された透明なラッカーが覆われたダイヤルが放つ輝きを見事に調和させています。

メゾンの職人たちは、ミドルケースやブレスレットとの完璧な調和のために、ダイヤルの正確なニュアンスを生み出すよう大きな力を注ぎました。単色の外観は、マルタ十字を想起させる6面を備えるベゼルに繊細にセットされた90個のダイヤモンドにより際立ち、スリムなカフ・ウォッチのデザインを踏襲しています。ジュエリーのようにスリムで優美なシルエットのこのタイムピースは、いつでも寄り添ってくれる完璧なパートナーです。

ひとつの個性と、多面性
このコレクションの他のモデルと同様に、新作モデル「オーヴァーシーズ・オートマティック」は、ブレスレットとバックルが付け替えられる、インターチェンジャブルシステムが採用され、あらゆるシーンに対応することができます。

マルタ十字を想起させるスリムなリンクは、自分の肌の様にしなやかでソフトな着け心地のピンクゴールドのブレスレットに加え、2本のストラップが付属しています。

美しく調和のとれたゴールドの組み合わせは、日常的にも、また特別な夜にもぴったりです。ホワイトのカーフスキンレザーを合わせれば、都会的な冒険ができ、ホワイトのラバーストラップと組み合わせると、よりスポーティなタッチをもたらします。プレシャス、都会的、そしてときに大胆な「オーヴァーシーズ・オートマティック」は、いかなるシーンにも対応します。

キャリバー1088/1、信頼性の代名詞
「オーヴァーシーズ・オートマティック」は、時、分、秒を刻むムーブメントとして、模範的な信頼性を誇る、キャリバー1088/1が採用されています。高精度の心臓部は、144個の部品から成り、4Hzの振動数で作動します。さらに計時精度を高めるために、約40時間のパワーリザーブを持つこのムーブメントは、正確な時刻調整が可能なストップセコンド機構を備えています。ケースバックのサファイアクリスタル越しに見ることができる装飾は細部に至るまで、緻密に仕上げられています。裏面のブリッジにはコート・ド・ジュネーブの模様の装飾が施され、コレクション特有のゴールド製ローターには方位図のモチーフがあしらわれています。

クリスチャン・セルモニへのインタビュー

――ヴァシュロン・コンスタンタンの歴史において、ピンクゴールドはどのような役割を担ってきましたか?
『ピンクゴールドは、1910~20年代に採用されて以降、ヴァシュロン・コンスタンタンのタイムピースに1世紀
以上にわたり使われてきました。以来、複雑時計のケースを製作するために、マニュファクチュールは主にこの
素材を使用してきました。メゾンのアーカイブの中には、ミニット・リピーターやクロノグラフのいくつかの優れ
た例があります。この傾向は、イエローゴールドとホワイトゴールド製のタイムピースが再び主流となる1960
年代まで続きました。』

――ピンクゴールドが復活したのはいつ頃ですか?
『1990年代初頭に、ピンクゴールドを好むアジアからのお客様によって再びデザインに取り入れられました。以
来、ピンクゴールドはイエローゴールドやホワイトゴールドの人気に押され気味ですが、プラチナと共に白色の
貴金属の代表格として留まりました。』

――ゴールドのダイヤルを備えた、この新作「オーヴァーシーズ」は、1950~60年代の時計を思い起こさせま
す。デザインにおいて、何を表現しようと考えたのですか?
『このタイプのピンクゴールドの時計と同じ素材のブレスレットを組み合わせた場合、通常はクラシックなシルバートーンになるのですが、それとは異なる色合いを提案したかったのです。そして、私たちは、1940年代以降のメゾンの多くのタイムピースに見られるピンクゴールドとピンクゴールドの組み合わせからインスピレーション
を得ました。』

――ピンクゴールドの様な貴金属は、「オーヴァーシーズ」コレクションのスポーティーシックの精神と相性が良いのでしょうか?
『もちろんです!「オーヴァーシーズ」は、オートオルロジュリーの世界で正当な地位を占めるメゾンのすべての基準を満たしています。この理由から、メゾンのスポーティーシックなタイムピースがステンレススティールと貴金属製であることは当然であり、新作「オーヴァーシーズ・オートマティック」の様に、ダイヤモンドがセッティングされることもあるのです。』

[※1]"One of not Many"キャンペーン:
2018年以来、"One of not Many"キャンペーンは、ヴァシュロン・コンスタンタンが大切にしている価値観をもつ人材を探し、これまで展開をしてきました。これらの価値により、ヴァシュロン・コンスタンタンはオートオルロジュリーに精通した時計愛好家たちの間で認知され、尊敬されるメゾンとなりました。音楽家のベンジャミン・クレメンタイン、デザイナーのオラ・イト、写真家で探検家のコーリー・リチャーズ、そしてオートクチュール デザイナーのイーキン・インと共に、新たに米国人芸術家のザリア・フォーマンがヴァシュロン・コンスタンタンの"One of Not Many"キャンペーンに加わります。

その新たな顔となる「オーヴァーシーズ」コレクションのために、アイスランドで広告の撮影が行われました。この撮影の間、ザリア・フォーマンは「Fellsfjara,Iceland」と名付けられた一連の絵、動画、彫刻の作品のために、自身の画像や記憶を収集し素材を構成され、作品のno.3は、ヴァシュロン・コンスタンタンのために制作されました。

[※2]ザリア・フォーマンがあらたにメゾンの"One of Not Many(" 少数精鋭の一員)のキャンペーンに加わります。
献身的な米国人芸術家であり、探検家、変わりゆく風景の目撃者でもある彼女のその好奇心旺盛な精神と、世界に向けてオープンな姿勢は「オーヴァーシーズ」コレクションを体現しています。「Fellsfjara, Iceland no.3(フェルスフェアラ、ア イスランド no.3)」は、キャンペーン撮影後に、彼女がメゾンのために特別に制作した、唯一無二の芸術作品です。

ザリア・フォーマンは次の様に語ります。
『私は高級時計製造については何も知りませんでしたが、ヴァシュロン・コンスタンタンのレンズを通してこの素晴らしい世界を知ることができました。マニュファクチュールで働く情熱と使命感を持って技能を巧みに使いこなす職人たちには驚かされました。何よりもまず、彼らの手作業は私の作品制作の作業を思い起させます。

指先で型を形成し、創造と伝達の段階における素材との触感的また官能的な繋がりを楽しみ、時に自身の印を残し、メッセージを伝えるのです。私が愛し、時の経過を表現する作品として描くその風景は、それが世界と人類に与える影響を物語っているのです。』

米国人芸術家ザリア・フォーマンは、世界でも有数の遠隔の地をベースとし、荘厳で巨大な作品を通して、変わりゆく風景が及ぼす影響を表現しています。献身的で妥協を許さない探検家である彼女は、"One of Not Many"キャンペーンの新しい顔となり、コーリー・リチャーズと共に「オーヴァーシーズ」コレクションを体現します。

『1755年の創業以来、卓越性の追求と冒険心、情熱と革新、エレガンスと伝統、芸術と文化がメゾンの精神を特徴づけてきました。先見性、鋭い感性、高い基準の展望は、ザリア・フォーマンの芸術的アプローチやその表現領域に反映されています。彼女は、社会的な活動をする芸術家であり、芸術が与える感動を強く意識し、美を多くの人々と共有することを熱望しています。』
ルイ・フェルラ(ヴァシュロン・コンスタンタンCEO)

芸術家で探検家であるザリア・フォーマンとの新しい”One of Not Many"キャンペーンのローンチ
ヴァシュロン・コンスタンタンは、新たに"One of Not Many"キャンペーンに仲間入りした芸術家ザリア・フォーマンを起用した「オーヴァーシーズ」のキャンペーンヴィジュアルを発表しました。メゾンのスポーティーシックなコレクションに、直径35mmでケースからブレスレットまでピンクゴールドで統一され、透明なラッカーでコーティングされたサンバーストサテン仕上げのダイヤルも同系色でまとめられた新しい「オーヴァーシーズ・オートマティック」が登場します。洗練さとスポーティさを兼ね備えたこのモデルは、2本のストラップが付属され、自社製自動巻きキャリバー1088/1が正確なリズムを刻みます。

世界に開かれた芸術家
1982年マサチューセッツ州で生まれたザリア・フォーマンは、ニューヨークを拠点に活動しています。彼女の作品は地球上の最も遠い地域に根差していて、彼女はカメラを肩に掛け15年以上にわたり地球を旅し、変わりゆく風景を記録してきました。イメージや記憶を収集し、壮大な紙の上にパステルで再現した作品は、世界中の美術館やギャラリーに展示されています。ザリア・フォーマンは、遠征の間、変わりつつあるこれらの風景を何千もの写真と動画に収めています。

ニューヨークのスタジオに戻った彼女は、これらの画像を現地で自身が感じ取った記憶と融合させ、息を吞むほど美しく壮大な作品を制作します。
粉雪の舞う氷河の複雑なディテール、水面に映る氷の青みを帯びた反射光、泡立つ波など、ザリア・フォーマンは道具を一切使わず、指先または手のひらで柔らかいパステルカラーの顔料をにじませ、表現していきます。この瞑想的なアプローチは、あらゆる意味で実写的な繊細な作品に命を吹き込みます。

ザリア・フォーマンの作品は、世界中の美術館やギャラリーで展示されています。また社会の退廃的な逸脱を憂う期間限定のテーマパークであるバンクシーのディズマランドプロジェクトに、南極大陸でのNational Geographic Explorer(ナショナル ジオグラフィック エクスプローラー)に同行するアーティストインレジデンスとして参加しました。他にも、リンドブラッド・エクスペディションズ社のナショナル・ジオグラフィック・エンデュアランス号やレゾリューション号での極地アートの初の常設展示の責任者も務めました。
社会貢献活動に熱心なザリア・フォーマンは、不屈の探検家でもあります。2016年から彼女は、南極大陸、グリーンランド、カナダの北極圏の上空で行う科学的な特別飛行調査であるNASAのOperation IceBridge(オペレーション・アイスブリッジ)に数回同行しました。これらの調査は、過去10年にわたる地球上の氷の変動地図の製作に貢献しています。ザリア・フォーマンは、地球の両極での多様な飛行経験から唯一無二の題材を引き出し、地球の美しさとはかなさを描く荘厳な作品を創作しています。

ヴァシュロン・コンスタンタンの新しい“One of Not Many”の発表を記念する 35mm径の新しい「オーヴァーシーズ・オートマティック」

【技術データ】
オーヴァーシーズ・オートマティック
リファレンス・ナンバー:4605V/200R-B968 

キャリバー・ナンバー:1088/1(ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造) 
駆動方式:機械式自動巻き。22Kゴールド製オーヴァーシーズ・ローター
ムーブメント・サイズ:直径20.8mm×厚さ3.83mm
パワーリザーブ:約40時間    
振動数:4HZ (毎時2万8800回振動)
部品数:144
石数:26
表示:時、分、センターセコンドによる秒、日付
ケース:18K(5N)ピンクゴールド
・ベゼルに90個のラウンドカットダイヤモンド
・磁気から保護する軟鉄製ケース・リング
・ねじ込み式リュウズ
・サファイアクリスタルのシースルーケースバック
ケース・サイズ:直径35mm×厚さ9.33mm  
防水機能:15気圧(約150m)
文字盤:ゴールド、透明ラッカー
・サンバーストサテン仕上げ(ベース部)
・ベルベット仕上げ(ミニッツトラック部)
・ブルーのスーパールミノヴァを施した18K(5N)ピンクゴールド製インデックス、時針と分針
ブレスレット:18K(5N)ピンクゴールド(ポリッシュとサテンブラッシュ仕上げの半マルタ十字リンク)
・18K(5N)ピンクゴールド製プッシュボタン式トリプルフォールディングクラスプ
・コンフォートアジャストシステム   
付属ストラップ:ホワイトのカーフスキンレザー、同系色のステッチ、ホワイトのラバー
・18K(5N)ピンクゴールド製ピンバックル付き
・ストラップの相互の換装が可能なインターチェンジャブルシステム 
ダイヤモンド総数:90個(約0.86ct)、最小カラット数を保証  
発売時期:9月中旬以

【お問い合わせ】
Vacheron Constantin
0120-63-1755(フリーダイヤル)

[ヴァシュロン・コンスタンタン]
1755年に創業したヴァシュロン・コンスタンタンは、270年近く一度も途切れることなく時計製造を続ける世界最古のマニュファクチュールであり、ロレックススーパーコピー時計 代金引換優良サイト卓越した時計製造と洗練されたスタイルを何世代にもわたり熟練の職人により継承し、輝かしい遺産を守り続けてきました。メゾンが製造する時計は、控えめで気品豊かなスタイルに高級時計の素晴らしい価値が体現され、その一つ一つに、最高峰の職人技と極めて高度な仕上げを施し、ヴァシュロン・コンスタンタンならではの技法や美意識が表現されています。
ヴァシュロン・コンスタンタンは、そのコレクションを通じて、比類ない伝統と革新の精神を実現しています。「メティエ・ダール」、「パトリモニー」、」「トラディショナル」、「オーヴァーシーズ」、「フィフティーシックス」、「ヒストリーク」、「エジェリー」はメゾンを代表するコレクションです。さらにメゾンでは、時計に精通した時計愛好家のために「レ・コレクショナー」のヴィンテージウォッチや、「レ・キャビノティエ」部門を通じてユニークピースを提案する貴重な機会を提供しています。

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2023.02.24 | Category 未分類

オーデマ ピゲからイエローゴールド製の 新しいロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワークが登場


スイスのオートオルロジュリー マニュファクチュール、オーデマ ピゲスーパーコピー時計 代金引換は、18Kイエローゴールドの新作を発表し、ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワーク(ref.16204)のコレクションを充実させました。鮮やかなケースは、その中で時を刻む最新ムーブメント、キャリバー7124を優雅に縁取ります。イエローゴールドのトーンがケースやブレスレットの色と調和した、繊細なオープンワークの構造は、時計の両側で中心的な役割を果たしています。ホワイトゴールドの繊細なタッチが際立つ、この象徴的な39mmのタイムピースは、エレガントなコントラストを描きます。

新作ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワークは、18Kイエローゴールドのケースとブレスレットに、イエローゴールドの透かし彫りが施されたムーブメントを組み合わせたモデルです。©オーデマ ピゲ提供


洗練された華やかな装い
2022年、ロイヤル オーク誕生50周年を記念して発表されたロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワークは、今年、18Kイエローゴールドのエレガントなボディを纏い、装いを新たにしました。伝統に忠実に、厚さ8.1mmのこのタイムピースは、1972年に発表されたオリジナル モデルの美しいデザインコードを受け継いでいます。ゴールドのテーパーブレスレットと39mmのケースは、マニュファクチュールならではの優美なサテン仕上げとポリッシュ仕上げの面取りが交互に施され、無限の光の戯れを生み出します。

インナーベゼルとムーブメントのオープンワークブリッジは、ケースやブレスレットと同じイエローゴールドの色調で装飾されています。ダイヤルには落ち着いた風合いのポリッシュ仕上げのホワイトゴールド製アワーマーカーと針が配され、ベゼルをケースに固定するホワイトゴールド製の六角形のビスや、ムーブメントのオープンワークブリッジから見える歯車列を想起させます。また、ダイヤル側から鑑賞できるムーブメントのジュエルが彩りを添えています。
さらに、サファイアクリスタルには、オーデマ ピゲのフルレター シグネチャーがブラックカラーで装飾されています。


最先端のオープンワーク ムーブメント
超薄型自動巻きキャリバー7124は、精度、性能、そして古くから継承されてきたオープンワークの技術を結集しています。この、厚さわずか2.7mmの透かし彫り時分表示ムーブメントは、キャリバー7121と同時に、オーデマ ピゲのエンジニアと時計職人によって特別に考案され、その美しい外観と厚さを変えることなく極薄の8.1mmの"ジャンボ"ケースに収まるように製造されました。このムーブメントの周波数は4Hz、装着していない状態での駆動時間は約57時間です。また大きな香箱により、長期間にわたり精度が保証されます。さらに、イエローゴールドカラーの22Kピンクゴールド製のスリムな透かし彫りのローターを備え、このボールベアリングに取り付けられたローターは、自社開発の2つのリバーサーによって両方向に巻上げられます[※1]。不要な摩擦を避け、性能を向上させるために、バランスホイール内に慣性ブロックが挿入されています。

キャリバー 7124 の透かし彫りの構造がダイヤルとケースバックの側面で際立ちます。その精巧なデザインは、職人による巧みな手作業と細部へのこだわり、そして高度な技術により実現されました。各パーツの位置と形状は、調和のとれたバランスの良いオープンワークの美しさを実現するために、当初から細心の注意を払い考案されました。まずメインプレートとブリッジの予備段階の形状をコンピューター数値制御マシーン (CNC)でカットした後、最終的な形状を出します。その後、さまざまな部品にヘアライン仕上げ、スネーリング、ポリッシュ仕上げの面取りといった、高級時計製造の仕上げが施されます。ポリッシュ仕上げが施された247のV字アングルを有するムーブメントには、マニュファクチュールの職人たちの高度なノウハウが反映されています。


"ジャンボ"とオープンワークの技術
ロイヤル オーク コレクションは、これまでに50以上のオープンワークモデルを発表してきました。さまざまなムーブメント、サイズ、素材、そしてスタイルに展開され、数十年にわたる情熱と熟練が世代を超えて引き継がれています。

1981年にペンダントバージョン(モデル5710BA)でロイヤル オーク コレクションに登場したオープンワークが、実際にコレクションの一部となったのは1990年代のことでした。その後10年間でロイヤル オーク オープンワークモデルは幅広いラインナップが提案されていきます。
最初のオープンワーク"ジャンボ"は1992年に発表されました。この希少なモデル(14811)はオークの木のモチーフが彫られたもので、オーデマ ピゲ財団の発足を記念しオークションで落札されました。その後2000年まで、エクストラ シンキャリバー2120を搭載したいくつかのオープンワーク "ジャンボ" モデルが少数シリーズで製造されました。ジェムセッティングが施された針が特徴のモデルや(例えば14789、14793、14814など)、モデル14884と12518(唯一の125周年記念モデル)のようなモデルもあります。このモデルは高波を背景にした船の錨を描き、ロープで囲んだモチーフを特徴としていました。

オープンワークは2010年に"ジャンボ" コレクションのステンレススティールモデル(15305)としてカムバックしました。このモデルには、厚さ4.31 mmの自動巻きキャリバー3129が搭載されました。その2年後、マニュファクチュールはロイヤル オーク40周年を記念し、新しいスレートグレーのオープンワーク "ジャンボ" 限定モデルを発売します。このモデルはエレガントなプラチナ950ケースにキャリバー5122が搭載されました。2014年には、18Kピンクゴールドバージョンが発売されます。
そして、2022年のロイヤル オーク50周年アニバーサリーには、ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワーク (ref. 16204)がカムバックしました。この機会に、マニュファクチュールはステンレススティールと18Kピンクゴールドの2モデルを発表しました。どちらにも、マニュファクチュールの新しい自動巻きオープンワークムーブメント、キャリバー7124が搭載されました。今年発表されたイエローゴールドバージョンは、受け継がれてきたノウハウと最先端の技術を融合させた、洗練されたゴールドの美しさで、これまでのモデルの軌跡を辿ります。

[※1]自動巻きムーブメントではリバーサーがローターの双方向回転の動きを単一方向の動きに転換させ、ヒゲゼンマイを巻き上げます。

“Seek Beyond.”
⟪時計の先へ。想像の先へ。⟫

【仕様】
ロイヤル オーク"ジャンボ"エクストラ シン オープンワーク
16204BA.OO.1240BA.01
機能:時、分。

[ケース]
18Kイエローゴールドケース、反射防止加工サファイアガラスとケースバック、5気圧防水。
ケース径:39 mm
ケース厚:8.1 mm

[ダイヤル]
イエローゴールドカラーのインナーベゼル、蓄光処理を施したホワイトゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤル オーク針。

[ブレスレット]
18Kイエローゴールドブレスレット、APフォールディングバックル。

[ムーブメント仕様]
自動巻きキャリバー 7124
外径 29.6 mm(12 ¾リーニュ)
厚さ 2.7 mm
石数 31
部品数 211
パワーリザーブ 約57時間
振動数 4 Hz (28,800振動/時)

キャリバー7124のケースバック側 © オーデマ ピゲ提供

価格:要問い合わせ
発売日:2023年9月以降順次入荷予定

※すでに再三アナウンスされていますように、オーデマピゲ時計コピー 代金引換優良サイト「ロイヤル オーク」は熟練の職人による仕上げの美しさが特徴的で、多くの工程を経ることで完成まで長時間を要し、年間の製造本数も限られていますため、引き続き入手困難な状況が続いております。新作におきましても、充分な供給が難しいことが予想されますことをどうかご理解いただいた上で、ご興味をお持ちの方は、お近くのオーデマ ピゲ ブティックにお問い合わせください。

【お問い合わせ】
オーデマ ピゲ ジャパン
03-6830-0000

[オーデマ ピゲ]
オーデマ ピゲは、今なお創業者一族(オーデマ家、ピゲ家)によって経営される最も歴史あるラグジュアリーウォッチブランドです。1875年以来ル・ブラッシュを拠点に、型破りなトレンドを生み出そうと新たなスキルや技術の開発、そして職人技の向上を続ける才能ある職人たちを、何世代にもわたり育んできました。スイス・ジュラ山脈に抱かれたジュウ渓谷で、マニュファクチュールが受け継いできた職人技と先進的なスピリットが込められた、デザインや技術の粋を極めた数々の厳選されたマスターピースが制作されています。実現可能な境界を押し進め、創造的な世界の間に橋を架けるオーデマ ピゲは常に新たな地平に向かって進み、その精神にインスパイアされたコミュニティを作り出してきました。

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